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スペルト小麦のスコーン

外はカリッ、中はふんわり、真ん中には手作りのローゼルジャムをのせたスコーン。使ったのはスペルト小麦という古代小麦で、栄養価が高く風味が豊か。人為的な品種改良がされていないというところもお気に入り。レッスンのスイーツにはこのスペルト小麦を使うことが多いです。ドイツではディンケル(Dinkel)と言いまして、パン屋さんに行くと必ず普通の小麦やライ麦と共にDinkel小麦のパンが売っています。毎年クリスマスにはドイツ人の友だちにスペルト小麦製品をリクエストしていますが(私はお煎餅や日本茶、きなこなどをたんまり送ります)、そのうち日本でも広まるに違いありません。

ローゼルは10月に自然食品店で購入し、ジャムにしておいたもの。程よい酸味のローゼルジャムはアントシアニンたっぷり。種を取った萼に砂糖を加えて煮るとすぐにトロッとなるんです。種取りが少々面倒ですが、簡単に煮上がります。

↓ これがローゼル

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マンションの友人を朝茶に誘い、ささっと30分でスコーンを焼き上げ。植物性素材のみですがどなたにも美味しいっ、と言ってもらえるスコーンです。アレンジ自在で、今回はプレーンな生地にしましたが、竹炭と数種類のドライフルーツ、ナッツを混ぜ込んだ、まっくろくろすけみたいなスコーンもお気に入りレシピです。



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