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基地に隣接する 「道の駅 かでな」 がすごかった
沖縄に行ったらぜひ足を運んでほしいスポット、道の駅かでな。
嘉手納基地に隣接し、基地を一望できる展望台と平和について考えさせられる展示室があり、ここでしかできない体験ができました。
那覇から沖縄本島北部に向かう途中、展望台にたくさんの人が集まり基地の滑走路をみているではないですか!これで立ち寄ることができました。
嘉手納町の面積の82%を基地が占めていて、それは羽田空港の1.3倍という広大な敷地であることや予想以上の騒音におどろきます。
繰り返す航空機のタッチアンドゴー訓練で発せられるゴムが焼けたような異臭も映像ではわからない体験でした。
おどろくだけで終わらないように、3Fには平和学習のための展示室があります(2023年4月に内容がリニューアル)。
「ぼくの町には基地がある」をキーワードに、
漫画、動画、写真や音もまじえながら、基地を抱える町の現実や、嘉手納町の文化や歴史が紹介されています。
「なぜ、基地はここにあるのか? なぜ、基地はなくならないのか?」を考える構成となっていて、いろんな角度の考え方を知ることができます。
(展示室の詳細は公式HPをご覧ください)
![](https://assets.st-note.com/img/1711418481717-jEEF6lPpQc.jpg?width=800)
沖縄戦のむごさ、米軍の沖縄占領の現在進行中の歴史だけでなく、
基地があることで戦争に巻き込まれるのではないかという不安や
何かあったら守ってくれると思っている人・そんなわけないとわかっている人、
嘉手納町立嘉手納外語塾での個人のふれあいが米軍への恐怖心をぬりかえた話など個人の声が多く展示されていました。
騒音で中断される授業の映像や米軍基地を起因とする環境汚染問題とそれに取り組む学生の話、軍が駐留することによる経済効果など、環境や社会の問題も。
展示は、考え続けることに意味があるという締めくくりでした。
個人、地域、国などいろんな角度から考えさせられました。
これまで道の駅は、地元で生産された新鮮野菜や加工品など美味しいものが買えて、旅人や地域住民も集う場所というイメージでした。国土交通省 (2013年9月)によれば、道の駅は、地方自治体と道路管理者が連携して設置し、国土交通省により登録された道路施設ということです。
設置目的は、道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供と地域の振興に寄与することで、休憩機能、情報発信機能、地域連携機能の3機能をもちます。
( “道の駅について”. 2024年3月24日閲覧)
道の駅かでなは、その土地ならではの情報発信で、唯一無二の存在でした。
道の駅のイメージがくつがえされました。
ぜひみなさん訪れてみてください。
訪れるたび新しい発見、考えることに出会う沖縄へ。
道の駅かでなの公式HP↓
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