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1ヶ月の振り返り #15


0. はじめに

こんにちは。三輪防災商会・広報Yです。1ヶ月の振り返り#15です!

このnoteを通じて、

  • 消防設備士ってこんな仕事なんだ

  • 三輪防災商会に仕事を依頼したい

などと思っていただけたら嬉しいです。
毎月15日までに投稿いたしますので何卒よろしくお願いいたします。

1. 全体振り返り

メンバーの友人が勤務している会社の埼玉支部が新設されるということで、ご依頼をいただきました。今回は既存の建物に新たな自動火災報知設備を設置する工事でした。

久々にメンバー4人全員での出動!ということで、ハイエースの出番です!(いつもは個人移動が多いためタフトを使用)
今回0から1への配線作業が多いため、ボリュームがある現場でした。

  • こじ→全体の段取り&各部屋の施工

  • 三輪→受信機、総合盤等の大元関係

  • よしお&俊人→各部屋の確認&施工

それぞれが担当を分担して作業を進めたのですが、各自とんでもないスピードで仕事を終わらせていました。お互い「え?もう終わったの?」と驚き合うほどでした。

誰も指示を待つことなく、どのメンバーがどの作業をしても問題ない状態で、会社としての力が確実に付いてきたことを実感しました。

普段は個人での工事が多いため、メンバー同士の仕事の進め方を見る機会は少ないのですが、こうしたチームでの工事を通じて、それぞれの成長を確認できる良いサイクルが生まれていると感じます。

2. メンバーごとの振り返り

小島孝太「マンションのリノベーション工事:やりづらさの中での挑戦と達成感」

今回は、とある高級マンションの広い部屋のリノベーション工事の話です。通常は2回しか現場に入らないことが多いですが、今回は解体前の撤去から粗配線、メイン配線、そして復旧(器具取り付け)まで、すべてのタイミングで現場に入りました。最終的に無事、きれいに仕上げることができてホッとしています。

今回の工事では"やりづらさ"が常に伴いました。そのひとつが、配線の電気が正しく送り帰っていない状態だったこと。本来、電気は行って帰ってくる状態が正しいのですが、こちらの現場では電気が一方通行の状態、つまり「パラっている」状態であることが分かりました。

この状態は既存の配線に問題があるためであり、正しく直すためには配線をし直す必要があります。しかし、この部分を修正するには、マンション全体の防災屋が担当すべき部分で、私たち三輪防災商会の範疇ではありませんでした。(仮に三輪防災商会で工事するとしたら、別途ご依頼をいただかないと手が出せない)
したがって、既存の「パラっている」状態はそのままにし、その状態で正常に動作するように工事を進めました。(そのままと書きましが、作業のついでに直せるところは直しました)

さらに、工事の進行中にいくつか工程の変更があり、予定通り進まないこともありました。現場に行ったものの空振りに終わった日もありました。それに加えて、感知器の数が多く、インターホンも親機と副親機の2台が設置されているなど、配線作業のボリュームが予想以上でした。

こうした困難な状況の中でも、最終的に現場をきれいに仕上げることができたことは、非常に大きな達成感を感じています。こうした経験を通じて、改めて現場での対応力や柔軟性の重要さを実感しました。次の現場でも、この経験を生かして、より良い仕事をしていきたいと思います。


代表:三輪弘輝「人間関係がもたらす現場でのスムーズな連携」

現場での作業において、良好な人間関係がどれほど重要かを改めて感じた出来事がありました。

とある現場で、いつもお世話になっている大工さんとウチの俊人が顔を合わせたそうです。大工さんから「〇〇の現場、そろそろ行かないとやばそうだよ」と声をかけてくれました。もともとのご依頼では、急ぎではない様子だったのですが、大工さんからのその一言がきっかけで三輪が翌日に予定外の現場へ!
現場に到着すると、本当にギリギリだったことが判明!

顔見知りの大工さんは、私たちの作業がしやすいように配線のルートを考えてくれていました。もしこの気遣いがなかったら”壁を再度壊す”or”遠回りして配線する”という状況だったと思います。
画像のように、配線のためにボード一枚分の幅を確保しておいてくれたのです。

大工さんの気遣いと日頃から築いてきた良い関係のおかげで、スムーズに作業を進めることができました。現場での人間関係の大切さを改めて実感する瞬間でした。

もし関係が悪ければ、こうした情報共有やが行われなかったかもしれません。
現場でのスムーズな作業のためには、技術や知識だけでなく、互いに助け合う精神と良好な人間関係が欠かせないと感じた出来事でした。今後も、現場監督さんや職人さんと信頼関係を大切にしていきたいと思います。


小島佑太「ラッキーな現場」

現場での作業では、予定外のラッキーな出来事が時折訪れることがあります。今回は、あるインターホンの移設作業が思いがけずスムーズに進んだ現場での話です。
今回の現場は、三輪代表が以前、別の部屋の工事に入ったことのあるマンションでした。そのため、必要な準備についても大まかに把握しており、必要な道具を選別し現場に向かいました。
今回の依頼内容の一つが、インターホンの移設でした。具体的には、キッチンに設置されていたインターホンを、廊下を挟んで反対側に移設したいというものでした。

このような工事で事前に確認しておくべき事項として、

  • インターホンの電源を落としても問題ないか?

  • ケーブルの延長がどれくらい必要か?

  • 配線をどこに通すか?

当日、管理人さんに「電源落とすので警報鳴ります」とお伝えし、準備万端で臨みました。
いざ部屋に行くと…「アレ…?これ、配線をし直さなくても通るのでは?」と気づいたのです。

「これだけのスペースがあれば天井裏を通じて、インターホンがごと通るでのはないか?」と。
「元々の配線も長く、延長ケーブルなしで届くのではないか?」と。

この予想は正しく、”インターホンも通るスペースがあり、配線も元々の長さで届く”という稀なケースに遭遇したのです。こうしたことは非常にレアで、まさに「ラッキーな現場」でした。
このように、現場では予定外のラッキーな展開が時折訪れることがありますが、しっかりとした準備と確認があってこそ、こうした幸運を活かせるのだと改めて感じた一日でした。


秋元俊人「テナント工事スタート!工事の裏で学んだ大切な教訓」

新しいテナント工事が始まり、現場調査からスタートしました。今回の工事は三輪代表と2人で入ったのですが、早速予期せぬ問題に直面しました。

現場に到着して間もなく、受信機に断線が発生していることが判明。どうやら解体作業中に配線が切られてしまっていたようです。どちらにしても総合盤も取り外す必要があるので、思い切ってすべての配線を一旦撤去することにしました。

総合盤の撤去作業を担当させてもらいましたが、このとき、配線がどの線なのか分からなくならないよう、慎重に名前を記していきました。ところが、2階から3階にかけて、天井から床に配線されていた幹線の線を「必要ない」と判断し、バツッと切ってしまったのです。

その際、線に印をつける前に切断してしまい、どの線がどこに繋がっていたのか分からなくなるというミスを犯してしまいました。事故ではありませんが、自らの不注意で作業を複雑にしてしまったことに非常に悔しい思いをしました。

「工事をスムーズに、そして時間をかけずに進める」というモットーを持っている自分にとって、この失敗は大きな教訓となりました。しかし、この経験を通じて、総合盤の扱い方について多くを学ぶことができたのも事実です。こうした機会がなければ、触ることのなかった部分に触れることができ、非常に貴重な経験となりました。

次回からは、しっかりと準備を整え、同じミスを繰り返さないようにしたいと思います。現場での学びを大切にし、より良い仕事を心掛けていきます。

3. 月に一度のご褒美!

前回の振り返り記事に書いたように、7月は忙しく全員で食事に行くことができませんでした…。
なので約2ヶ月ぶりの食事会です!

今回は都内に数店舗構える人気中華料理店”陳家私菜”

各々が仕事中にランチで行くことはあったのですが、こうやって全員で行くことは初。
辛いもの好きの我々にはぴったりのお店です。

美味しい中華をいただいた後には、”八月の鯨”というバーに。
映画のタイトルにちなんだカクテルを作ってくれるお店です。

"タイタニック"のカクテル

ご馳走様でした。

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