今の私が過去の私に伝えたいたった1つのこと(子育て編)
これを書いている時点で、
わたしの子どもたちは、
大学3回生と高校3年生です。
もうすぐ子育て終了です。
うれしく、そして少しさみしく
感じます。
そんなわたしが、過去のわたしに
伝えたいことは
子どもは大人よりも、
本質(ほんとうのこと)
をわかっている
ということ。
よく、子どもって生まれてきて
数年は、なぜ生まれてきたのか、
覚えているって聞きませんか?
子どもがしゃべれるようになったら、
聞いてみたという話をよく聞きます。
わたしは聞き損ねたのですが、
けっこう答えてくれるそうです。
そして子どもは純粋ですね。
先入観もなければ、よい意味で
体験や記憶も少ない。
なので、あるがままを見れるし、
感じれるのだと思います。
わたしの実体験から、
子どもは親よりわかっていると
後から気づいた話をします。
たとえば、
食事のとき、「もうおなかが
いっぱいだからいらない」と
子どもが言ったとします。
もう少しでぜんぶ食べられる量が
のこっています。わたしはつい、
「もう少しだから食べなさい」
って言って食べさせてしまって
いました。もったいないとか、
食べ物を粗末にしてはいけない
とかいう価値観で。
あとから気づいたのですが、
子どもは自分の体の声をきいて、
いらないと言っていたのです。
それだけです。
子どもの健康を考えるなら
ここで無理に食べさせないで、
子どものいうとおりごちそうさま
にする。
なぜなら、
子どもに食事をさせることの
本質は、子どもの健康のため、
だからです。
この例の場合は、
まあ好き嫌いで言っているとか、
おかしの食べ過ぎでの発言とか、
いろいろあるので例としては
うまくないかもしれませんが。
とにかくあとから考えると、
子どものいうとおりにした方が
よかったと思えることが多い。
これはあまやかすということでは
ありませんし、もちろん、
社会のルールやきまりは教えないと
いけません。
特に命にかかわることは。
赤信号で渡りたいと言ったからと
いって、子どものいうとおり渡ら
せるということではありません。
当たり前ですが。
ということで、
子どもはおとなよりも
わかっている
と考えると子育てが楽になるよ、
という、今のわたしが
過去のわたしに伝えたい、
たった1つのことでした。