人生について考えされられる絵本

自分の中でちょっと心に余裕がほしいなと思い、絵本を読みました。

今回は藤城清治　作の『アッシジの聖フランシスコ』という絵本です。

この絵本とは、何かしらのご縁があったように思います。

聖フランシスコという存在を知ったのは、前に勤めていた学校にいた時です。海外研修の引率の仕事でイタリアに行くことが決まり、その事前学習の時でした。

事前学習で聖フランシスコがどのような人生を送ってきたのか映画を観て、その聖人の存在を知り、実際にアッシジを訪れて教会にも行きました。

アッシジはとても雰囲気がいい街というか集落というか、のんびりした所です。
日本のツアーではあまり訪れないようですが、行ってみて損はしないです、むしろ得られるものの方が大きいくらいです。

イタリアでの研修で聖フランシスコのお話は終わりだったと思っていました。
その後に、私と同じようにイタリアの引率に行っていた先輩教員から聖フランシスコのことが絵本になっていることを聞いたのです。
「これってなんかご縁があるのかも…」と思い、探し始めました。

そうして出会ったのが、この絵本です。
大型本だし、普通の書店ではまず見ないので手に入らないのかも…と思っていたけれども、メルカリにたまたまあって即購入しました。
今となっては不思議なご縁としか言えません。

絵本自体はシンプルで聖フランシスコの生涯が文章になっており、わかりやすい内容です。
この絵本はとにかく絵がすばらしい！

藤城清治さんという影絵の巨匠が描いており、何と21年もの歳月を経て作られたものという作品です。

絵本の最後にあとがきがありますが、藤城清治さんがとても力を入れてこの絵本を作られたのが伝わってきます。
一つ一つの絵が何というか、生き生きとしているように私には感じられます。
言葉で伝えるのがちょっと難しいですね(｡-_-｡)

現代に生きている私たちには、
聖フランシスコのような生き方は難しいかもしれません。
でも、彼の生き方を見習って何かしら行動は起こせる、そんな勇気がもらえる絵本です。

下に絵本のリンク貼りました。
ご参考までに。

ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。

アッシジの聖フランシスコ