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いじめ

「いじめ」は19××年に広島市×小学校PTA有志が作った紙芝居形式の映画です。内容は代用教員に対する同僚教師たちのいじめを告発するものです。「どんないじめがあったのか?」「どういう考えで代用教員をいじめたのか?」「いじめる側の思想背景は何か?」について紙芝居を使って説明していく形になっています。代用教員を戦前戦中の軍国主義の賜物として毛嫌いして戦中から教師をしていて児童にも人気のあるN先生を戦後教師になった同僚たちが様々な方法でいじめる姿を描いています。ベトナム反戦映画の上映会を体育館で行うのを児童とPTAがボイコットするのがクライマックスでしたが、現実ではみなボイコットすることなく視聴したようです。私には、代用教員は大学卒業ではなく旧制中学卒業生とか新制高校卒業生というのがよくわからなかった。この映画は当時はそれで説明無く済んだんでしょうが私にはわからない話が多すぎます。まるで時代劇です。校内を竹刀を持って練り歩く教師がいたり昭和の小学校は地獄ですね。

いじめにあう元代用教員
子供は残酷 大人のやってるいじめを敏感にキャッチする
子供は教師や親の真似をする

この騒動は結果として、この告発仕掛けたPTA側の有力メンバーの子息が中学受験する際に担任に謝礼をしていたことが何故か地元××新聞に報道され、PTA側の追求が空中分解して教師側も校長や学年主任等複数名が人事異動と退職したことで収束したことを憶えています。

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