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相手の話を聴くということ

あなたは
最近誰かに
じっくりと
話を聞いてもらったことがありますか?

また
誰かの話に

言葉を挟まず
じっくりと 
耳を傾けたことはありますか?

私は
コミュニケーションについて学んだ時

《相手の話にしっかりと耳を傾ける》
ことがいかに難しいかを痛感しました。

人は
相手の話を聞いているうちに
無意識のうちに
相手を助けたくなる衝動に駆られます。

だから
目の前で困っている人の話を
黙って聞いていられなくなります。

相手に役立つ情報を提供したり
時には アドバイスしたり
自分の経験を語り始めたりします。

でも、ちょっと待ってください。

相手は
あなたにアドバイスが欲しいと言いましたか?

あなたが
そうした関わりをすることを
望んでいるのでしょうか?

確かに あなたに話し始めました。

けれども相手は
あなたに
アドバイスをして欲しかったのでしょうか?

「あなたの経験談を聞かせて」
って
あなたにリクエストしてましたか?

私は
まさにこの行動を繰り返していました

黙って話を聞いていられない。
何とかしてあげたい

だから
相手が話していた時間だったにも関わらず

いつしか
話を横取りしていました。

でもそれにすら気づいていませんでした

相手が子どもなら
なおさらのことです。

あなたには
子どもたちより経験があるし
どうすればうまくいくかを知っています。

でも
もし 子どもたちの話に
口を挟まずに
ただ黙って聴くことができたら

子どもたちは
もっとあなたに
話したくなるかもしれませんね


人は

自分の話をじっくり聞いてもらうと


ただそれだけで

すごく満たされた気持ちになれます


現状は何も変わらないけど

自分のことを分かってくれる人が

1人でもいると思えたら

また

がんばっていけます


《傾聴》

って

簡単なようで

実は

一番難しいことなのかもしれません。


なぜなら

あなたはやさしい人だから・・・・。


だから

何とかして助けてあげたい

と思ってしまう。


でもそれって

本当に

相手があなたに

望んでいることですか?


《話が聴けない男たち

 地図が読めない女たち》


という著書がかつてヒットしましたね。


私もあの本 大好きでした。


でも実は

話が聴けないのは 

男だけではないのかもしれません(苦笑)


カウンセラー コーチ

私たちって

実は

話を聴くプロなんです。


なぜなら

相手の話を聴くことに

莫大な時間を割いて

トレーニングしてきたから。


コーチングを受けて

これからの方向性が見つかった

とか

行動できる気持ちになれた


とか

みなさん言ってくださいますけど


実はあれ


話をじっくり聞いてもらったから

自分の思考が整理されただけ。


自分の話にしっかり耳を傾けて聴いてもらえると


思考が変わる

行動が変わる

んですよねっ


この土日


自然に触れて

自分の時間

自分と対話する時間を

持ってみるのもいいかもしれません


   

   

   

   

   

   


私たち以上に戸惑っている子どもたち。

こんな時

私たちは

現状はしっかり受け止めながらも


今しかできないことにフォーカスして

子どもたちにできるアプローチを

考えていく必要があるのかもしれませんね。


子どもたちが

自ら考えて行動するためには

私たちが

それをサポートできる関わり方をする必要があります。



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