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「欲しいものすべては手に入らない」のか

転職活動のとき、キャリアアドバイザーなる方から「すべての条件が揃うことはまずないので優先順位をつけましょう」と何度も言われました。私も大人なので、まぁそうですよねって受け入れていたんですけど、これって本当なんでしょうか?私はずっと疑問に思っているんです。仕事も人生も、全部がうまくいくことなんてないよというのが当たり前になっているの、なんだかおかしいなって。

お給料がよくて休みが多くて残業が少なくて関係者はみんないい人で楽しい仕事なんてない。だとか、家族と仲が良く友達に恵まれて愛する伴侶がいて楽しく仕事をして健康に生きるなんて全て上手くいくわけがない。そんな考えが当たり前になっている気がして。

私は全部、諦めたくないなと思うんです。
自分の思い描く幸福を全て手に入れたい。

きっとみんなそう思っているのだろうけど、できている人ってなかなかいないですよね。どうしたら実現できるのだろう、実現とまではいかなくてもどうしたらその状態に近づけるのだろうって考えてみたんです。

もちろん答えなんてありません。ただ一つ、まずはこれをやらねばなるまいと思い至ったことがあります。

それは
私にとっての幸福とはなにか
これを知ることです

答えられますか?「あなたにとって幸福とはなにか」と問われたら。私は先日勤務先の社長からこの言葉を投げかけられたときに言葉に詰まりました。
毎日漠然ともっと休みほしいなーとかいい出会いないかなーとか旅行したいなーとか思っていると、幸福を追い求めている気分になるんですけど、それが手に入れば私は幸せかと言うとすこし違う。

それ以来、私にとって本当の幸福とはなんだろうと日々考えています。簡単そうで実は難しいんですよね。社長はもっと真剣に考えろとも言いました。本気で幸福を追求しなければ手に入らないぞと。

幸福について考えている中で、冒頭の疑問にぶちあたったわけです。

私は毎日自分の好きなことをして、それで収入を得たいし、周りの人はみんな優しくて頼れるパートナーがいて、家族も友人もみんな健康でいてほしい。
そのために今は、与えられた環境で仕事を頑張って周囲に感謝して、臆病にならずたくさんの人に会って刺激を得なくちゃいけないと思って奮闘しています。

理想を語るのはくだらないかもしれないけど、理想がどこにあるのかを見据えなければ辿り着くこともできないはず。毒にも薬にもならない話ですが、だからこそあえて書き残そうと思ったのです。

幸せを掴むための第一歩は、幸せとは何か考えること。

私だけの幸せを見つけるために、明日も頑張ろう。

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