紹介☺miwa.の人生を変えた本 #本棚をさらしあおう
こんにちは。miwa.です。
今日も私のお気に入りのものを紹介していこうと思います。
突然ですが、皆さんこの本読んで人生変わった!と思える本、ありますか?
本って、人によってミステリーが好きだったり、エッセイが好きだったり…、好みもさまざまに分かれると思います。
そんな私も、好みがかなり偏っている方で(笑)
昔から小説ばかり読んでいました。母が小説が好きで、おすすめの本をよく読んでいましたね~。
大学で心理学を学んでからは、学問関連の本を読むことも増えました。
そんな本好きの私が、この本で人生変わった!と思える面白い本を紹介していきたいと思います。
この記事を読んで、久しぶりに本を読んでみようかな、とか、新しいジャンルの本に手を出してみよう!と思ってもらえたら嬉しいな。
miwa.のおすすめ本5選
まずはじめに、今日おすすめする本5冊を一気にお見せしますね。
こちらです!
左から時計回りに、
・よくわかるACT 明日からつかえるACT入門/ラス・ハリス
・ぼくは勉強ができない/山田詠美
・きらきらひかる/江國香織
・カラフル/森絵都
・進化心理学から考えるホモサピエンス/アラン・ミラー
です。心理学の本2冊と、小説3冊になります。
(最後の本のみ電子書籍で購入したため、AmazonのURLでご紹介しています。)
それではここから、この本のおすすめポイントに移っていこうと思うのですが、本たちと出会った順番に紹介していこうと思います。
1冊目 カラフル/森絵都📕
こちらは、私が本を好きになったきっかけの本です。
出会った時期は小学生のとき、朝読書の時間でした。
当時はまだ文庫版になっていなくて、単行本で読みました。手に取った理由はよく覚えてないんですけど、単行本も黄色に黒の文字で”カラフル”と書いてあって、そのシンプルかつキャッチーなデザインに惹かれたのかもしれません。
生前の罪により、輪廻のサイクルから外された僕の魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが…
”ぼくの魂”が真の体にホームステイすることで、真の身の回りの人やモノの美しさや醜さを知っていくのですが、それが最後どんな意味のあることに繋がるのか…。
私は初めてこの本を読んだとき、結末が衝撃的で、小学生ながらにすごく驚いたことを覚えています。
こんなストーリー考えられる人すごい、と感動してその時から今も森絵都さんの本を読み続けています。
2冊目 ぼくは勉強ができない/山田詠美📕
こちらは、大学生のときに出会った本です。
何か面白い本ないかな~と思っていた時に、友達から紹介してもらいました。
ぼくは確かに成績が悪いよ。でも、勉強よりも素敵で大切なことがいっぱいあると思うんだ。17歳の時田秀美くんは、サッカー好きの高校生。勉強はできないが、女性にはよくもてる。ショット・バーで働く年上の桃子さんと熱愛中だ。母親と祖父は秀美に理解があるけれど、学校はどこか居心地が悪いのだ。この窮屈さはいったい何だ!
高校生・秀美くんの日常が描かれているのですが、当時の私は秀美くんの”学校はなんだか窮屈だ”というセリフにとても共感しました。
主人公・秀美くんは平凡な高校生なんですけど、ちょっとひねくれていて、高校生ながらに少しませてるんですよね。
そのキャラクター性に惹かれ、共感したのがこの本にはまったきっかけでした。
私にとって秀美くんは、共通点も多かったけど、憧れの男の子でもあるという、面白い存在でした。
登場人物のキャラクター性と、繊細な感情表現に魅力を感じ、山田詠美さんの本も他にも何冊か読んでいます。
3冊目 きらきらひかる/江國香織📕
母が江國香織さんの本をたくさん持っていて、初めて読んだのは中学生のときでした。
そこから定期的に江國香織さんの本は読んでいたんですけど、この本に出会ったのは大学生のときでした。
表紙を見てはっと惹かれ、あらすじを見てこれだ!という感覚がありました。
私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人は全てを許しあって結婚した、筈だったのだが…。セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上がる誠実、友情、そして恋愛とは?傷つき傷つけられながらも、愛することを止められない全ての人に贈る、純度100%の恋愛小説。
恋人同士であるのに、とても複雑な関係な笑子と睦月。
相手のことは大好きなのに、自分の感情と折り合いがつけられない。
大切にしたいのに、うまくいかない。
好きって、いろんな形があるし、いろんな形があっていいんだ、ってこの本を読んで思いました。
こうあるべき、みたいなものって守らなくていいし、みんな自由でいていい。
ということをこの本から学んで、型にはまらず生きたいなと思えました。
江國香織さんの、繊細な表現と、物語が終わっても登場人物たちは生きている、と感じられる着地点が大好きなのですが、この本は笑子に感情移入しすぎて、読んでてときどきつらくなっちゃうんですよね(笑)
4冊目 よくわかるACT 明日からつかえるACT入門/ラス・ハリス📕
この本は、社会人になってから出会った本です。
働き始めたときの私は、自分はまだまだ未熟だよな、あの時した行動って本当によかったのかな…など、自分のことを疑ったり、責めてばかりで自分を好きになれずにいました。
そんなときに、メンタリストDaiGoさんの動画でこのようなネガティブな考え方を変えるために紹介されていたのがこの本でした。
ACTとは認知行動療法のことで、自分の歪んだ認知を治し、ものごとに対する考え方を改めていくための方法が解説されています。
物事を1つの誤った見方でとらえてしまい、自分のことを苦しめるのは、とてもつらいことです。
今でも考えすぎる癖が出てしまうときはこの本を開いて、自分に対する認識の歪みを改善するようにしています。
そうすることで、自分を責めすぎず、新たな行動をするときもリラックスした気持ちで挑めるようになりました。
5冊目 進化心理学から考えるホモサピエンス/アラン・ミラー📕
こちらも、社会人になってから出会った本です。
あるとき職場の人が、「スタイルのいい人って素敵だよね」と言っていたことに対して、なんでそこに魅力を感じるのだろう?と疑問に思ったことがきっかけで、この本を手に取りました。
人が魅力を感じるポイントが、感情からくるものではなく、生きていくうえで必要だから魅力を感じる、ということが進化の過程の話を踏まえて詳しく解説してあります。
そのため、この本を読んだことによって男女の体のつくりの違いや、人間の行動の原理について学ぶことができました。
なんであの人はこんな行動するんだろう…という人に対する疑問が、この本を読んだことで一気に解決できる事が多かったです。
おわりに
以上が、私の人生を変えた本5選でした。
どの本も、私の価値観を変えてくれたり、考え方を肯定してくれるようなものばかりです。
人に出会うときのように本にも出会いがあり、自分を動かしてくれる力があるのが素敵ですよね。
この記事を読んでくれた方も、自分の好きな本をもう一度読んでみよう、という気持ちになってもらえたら嬉しいです。
それでは、今日はここまで。
読んでいただき、ありがとうございました!
miwa.
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