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花の御寺の位置関係




( 前回のつづき )




長谷寺の、長い登廊( とろう )を登りました。











登った先には、十一面観音がお祀りされている本堂がありました。





堂内は撮影禁止になっていたので写真を撮れませんでしたが、

10mもの高さの十一面観音像が、お祀りされていました。










本堂の前には舞台があって、そこから境内を見渡せました。








1ヶ月前は、



こんな風景でした。






正面にある、長谷寺の本坊へ向かいました。

上の写真の、真ん中に写っている建物です。






本堂から坂を下った所には、








奈良時代の727年に、聖武天皇の勅願によって十一面観音をこの地にお祀りした長谷寺の開山・徳道上人( とくどうしょうにん )がお祀りされている開山堂がありました。





徳道上人は、長谷寺の開山でありながら、718年に、日本最古の巡礼路・西国三十三観音霊場をつくった方でもあります。

徳道上人像の視線の先には、




本堂がありました。


亡くなられて1300年が経っても、観音様と、お参りに来られている方々を

見守られていました。








花の御寺の名にふさわしく、新緑が芽生えはじめた長谷寺の境内には、たくさんの木々が花を咲かせていました。





大手毬( おおでまり )の花です。













本堂から歩いて5分くらいで、本坊に着きました。




振り返ると、






さきほどお参りした本堂が、正面に見えました。





お寺で最も大切な本堂は、山の山頂に建てられていませんでした。


山頂周辺は手付かずの森になっていて、長谷寺を守ってきた人々の、山への畏敬の念を感じました。





花の御寺の一番高い所は、まるでブロッコリーのような手付かずの森でした。




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