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花の御寺





奈良県、三輪山( みわやま )です。

今年の冬に歩いた、信仰の対象になっている神聖な山です。





その三輪山の西にある、長谷寺( はせでら )へ行きました。











参道から道をすこし逸れると、








小山の中腹にある、長谷寺の本堂が見えました。





昨年の4月上旬は、こんな風景でした。

長谷寺は、四季折々の花を愛でることができる花の御寺( はなのみてら )として、観音霊場でも有名な寺院です。













参道を歩いて、仁王門をくぐると、














長い登廊( とろう・廊が覆っている長い階段のこと )が、延びていました。


1039年に、春日大社の社司だった中臣 信清( なかとみの のぶきよ )という人物が寄進して造られたもので、全体の中の下と真ん中の部分は、1894年に再建されました。






登廊の横には、たくさんの牡丹( ぼたん )が植えられています。

長谷寺の牡丹は、奈良時代に中国から伝わりました。
当時の中国では、牡丹は花の王といわれ、

根は漢方薬になり、頭痛や腹痛などに効果があるために、薬用として大切に育てられてきました。
現在境内に植えられている牡丹は観賞用になって、2年に1度植え替えられています。


僕が今回行ったのは4月23日ですが、去年も同じ4月23日に行きました。


その時の光景は、



このように、たくさんの牡丹が花を咲かせていました。

年によって、開花するタイミングは変わるものですね。





振り返ると、






歩いてきた長い登廊がよく見えて、


その左横には、



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