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forest forest

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦 豊が、週に1,2回、日本中の森林、木々…
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことにな…
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#山

稲村ヶ岳

奈良県の天川村にある、稲村ヶ岳( いなむらがたけ )という、標高 1726 m の山へ登りました。 薄暗い林の中で、 矢筈紫陽花( やはずあじさい )が、たくさん生えていました。 そして、

安神山

( 前回のつづき ) 大山祇( おおやまずみ )神社から、ひときわ秀麗に見えた安神山( あんじんざん )という山に登りました。 岩の多い山道を登っていると、 黒く焦げた木が、所々に点在していました。 調べてみると、ここは2005年に山火事があったようで、 16年が経っても、焦げた木々が残っていました。 あたりを見わたすと、

枝をひろげて

鹿児島県、大隅( おおすみ )半島の、高隈山( たかくまやま )です。 一言に「 山 」といっても、高隈山( たかくまやま )は、標高1000m以上の高さの山が、いくつも連なる峰々の総称です。 ある程度の標高( 4合目 〜 7合目くらい )までは、林道が通っていて、 その林道の傍に車を停め、登りはじめました。 僕が登ったのは2月下旬の寒い日でしたが、さすが鹿児島!と言いたくなるような、緑深い森が広がっていました。 山を登りつづけると、

神々しい杉の森

熊本県と宮崎県の県境にある、市房山( いちふさやま )に登りました。 九州山地の真ん中に位置する、標高1721mの山です。 麓の駐車場に車を停めて、登りはじめました。 山には神社があるようで、車道が終わった所には鳥居があり、そこが登山口になっていました。 鳥居から入り、登りはじめました。 深い森が、道のまわりに広がっていました。 僕が市房山( いちふさやま )に来た一番の理由は、

しるし

( 前回のつづき ) 稲荷山の山頂から、参道を下りました。 稲荷山には、山頂以外にも、神聖な所とされている場所が、いくつもあります。 稲荷山に降った雨が集まっている、こだま池。 池のほとりで手を叩いて、音が返ってきた方向に、探している人の手がかりがあると伝えられています。 3つある稲荷山の山頂( 一の峰、二の峰、三の峰 )の直下にあって、大昔から、山頂でお祀りされている稲荷大神に神饌( しんせん・神様にお供えする食べ物のこと )がお供えされてきた、御膳谷奉拝所( ご

山を登る

京都市にある、日本全国の稲荷社の総本宮、伏見稲荷大社に参拝しました。 僕の家から電車1本で行けて、年に数回は案内をするので、個人的にとても馴染み深い神社です。 元々有名な神社ですが、近年、この伏見稲荷大社に大きな変化が起こっています。 それは、 外国人旅行客が、すごくたくさん訪れていることです。 トリップアドバイザーの「 行ってよかった日本の観光地 」に、2014年から6年連続で選ばれ、おそらく日本国内で最も多くの外国人を見ることができる場所だと思います。 そ

黒檜と紅葉

( 前回のつづき ) 栗駒山の山頂から、麓に広がる湿原へ行きました。 麓へ行くと、 森は、錦のように色づいていました。 しばらく歩くと、

日本一の、数枚の紅葉

宮城・岩手・秋田の県境をまたいでいる栗駒山( くりこまやま )に、宮城県側から登りました。 「 栗駒山の紅葉は日本一だ! 」というのを何度か聞いたことがあったので、登ってみることにしました。 8合目くらいにある駐車場まで車で行って、それから登りはじめました。 登りはじめて、わりとすぐに気がつきました。 木々はもう、葉を落としていました。 1時間くらい歩いて、唯一出会えた紅葉の葉っぱは、

醍醐水

( 前回のつづき ) 観光気分で登ると、つらくなって途中で下りてしまうような登山道がつづきました。 ここを登った先にある上醍醐寺( かみだいご )には、日本最古の巡礼路の西国三十三観音霊場の第11番札所にあたる、准胝堂(じゅんていどう)があります。 そのお堂への参道にもあたるこの道は、西国三十三観音霊場の中で、最も険しい道と云われてきました。 そのことに納得をしながら登りました。 登山口から、1時間半くらいをかけて登ると、 上醍醐の寺務所に着きました。 入口にあ

引っかかって、覆う

( 前回のつづき ) 醍醐山( だいごやま )を登りはじめました。 山には、樹齢が40才から60才くらいの杉林がひろがっていて、 30分くらい登ると、 「 立入・火気・厳禁 」と書かれた看板が立っていて、 その右側には、

鶴の山と聖木

( 前回のつづき ) 森の中で、小さな藤( ふじ )が生えていました。 すぐ横の足元を見ると、 藤の茎が、地面を這いながら伸びていました。 それにしても、この森は、生えている木々がみんな立派で、勢いがあるなあと思っていると、道沿いに看板がありました。 鶴形山( つるがたやま )と名づけられているこの山は、昔から須原( すはら )神社の御山( おやま・山を敬って呼ぶときの語 )として大切にされてきました。 そのために、100種類以上の木が自生している森は、岐阜県の天

栗の森から神話の世界へ

北海道、ポロト湖です。 湖畔には、昔からアイヌの人々が住んでいて、 最近まで、ポロトコタンという施設がありました。 この施設は去年の春に閉館して、来年の春に、ウポポイという大きな施設にリニューアルオープンする予定です。 ポロト湖のまわりを歩いて、 湖のまわりに広がる森を歩きました。

山奥の花見

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再訪 ・ 1977年に発見された桜

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