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forest forest

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦 豊が、週に1,2回、日本中の森林、木々…
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことにな…
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#庭

明るくなると、

木々が生い茂っていた、京都府城陽市の僕の家の庭です。 今年の冬に、庭に生えていた約100本の木を根元から掘って、 滋賀県長浜市木之本町の、新居の土地に移植しました。 そして、植物たちが茂っていた京都府城陽市の庭は、 土が露出した、まるで更地( さらち )のようになりました。 それから1ヶ月後の4月になって、土が顕( あらわ )になった庭には、

まつりのにわ

京都盆地の北端に位置して、賀茂川( かもがわ )の上流のすぐ東側に、 京都で最古の神社のひとつと云われる、上賀茂( かみがも )神社があります。 境内へ入ると、 広大な芝生が広がっていました。 芝生を進むと、

木々の引越し ①

( 前回のつづき ) 洗濯物が乾きづらくなってきて、木々もいよいよ茂ってきたので、 もっと広い場所に、この木たちを移植したいと思いました。 滋賀県の北部に、木々をのびのびと植えられそうな場所とご縁ができたので、 2月と3月上旬の1ヶ月半をかけて、木々の根本を掘り、移植の準備をすることにしました。

2004年 〜 2021年

2004年、京都市内の実家の屋上に、鉢植えが並ぶお庭を作りました。 それから5年間、日本中の森を巡って、2009年に実家へ帰ると、 鉢植えの木々は、元気いっぱいに成長をしていました。 毎朝水やりをしてくれたお父さんとお母さん、ありがとう。 晩秋になると、 紅葉しました。 そして2010年に、京都市の南へ車で40分ほど行った所にある城陽( じょうよう )という街へ引越しました。 引越しをした大きな理由は、 鉢植えたちを、地面に植えることでした。 1年が経っ

10年半目で、はじめての来訪者

僕の家の庭です。 上の写真を撮ったのは今年の3月7日で、支那実桜( しなみざくら )が、満開の花を咲かせました。 1ヶ月後の4月7日になると、 支那実桜は、葉っぱをたくさん茂らせて、 実を、実らせはじめました。 そして、僕がこの家に住みはじめて10年半、はじめての来訪者が、やってきました。 シメです。 枝に止まって、支那実桜の茂みを、キョロキョロと見まわして、 また時折やってきて、そんな日が1週間ほど続きました。 そして、

琉球は広い国

沖縄県の那覇市にある、識名園( しきなえん )です。 1733年に造られて、1795年に現在の規模に拡張された、かつての琉球王家で最大の別邸だった所です。 中へ入ると、 12月に入っても、たくさんの草木の葉が生い茂っていて、 園路をすすむと、 石が綺麗に敷かれて、積まれた場所があり、 見晴らしのよい芝生に出ました。 ふりかえると、

梅雨入り前の恵み

僕の家の庭では、5月下旬くらいから、木々の緑が色濃くなってきて、 鶯( うぐいす )が毎日のようにやってきて、きれいな声で鳴いています。 ( 動画の中の人の声は、zoomで話している妻の声です。笑 ) 茂みの中では、

家の庭の案内と、お話し会、zoomでやりました

今から9年半前の2010年の秋に、この庭のある家に引っ越して、 草木を植えて、 9年後に、 庭は、小さな森のようになりました。 先日、この自宅の庭で、初めてオンライン( ZOOM )でツアーをさせてもらいました。 少しずつ熟しはじめた、山桃( やまもも )が実を実らせて、 梅花空木( ばいかうつぎ )が花を咲かせて、 釣花( つりばな )が花を咲かせて、 そして、 箱根空木( はこねうつぎ )が花を咲かせていました。 動画では、この写真ほど鮮明には撮れ

今は見られない風景

東京都、新宿御苑です。 JR新宿駅から徒歩10分の立地にありながら、約17万6000坪もの面積を誇る公園です。 この広さが、どのくらいなのかというと、 たとえば、東京ディズニーランド( 約15万7000坪 )や、ユニバーサルスタジオ・ジャパン( 約16万3000坪 )よりも広い面積になります。 新宿御苑は公園と書きましたが、 雄大な森が広がっていたり、 雄大な日本庭園も広がっています。 ここは元々、内藤家という徳川家の家臣だった一族の屋敷があった所で、明治に

戦国時代の庭

三重県の津市の内陸にある、北畠氏( きたばたけし )館跡の周辺です。 北畠( きたばたけ )一族は、有力な権力を持った一族として、鎌倉時代から戦国時代にかけてこの地を拠点とし、伊勢の国や、時にはその周辺の国々を領地にしていました。 その館は、 今は、北畠神社になっています。 神社の横には、 生垣に囲まれたエリアがあって、 その中へ入ると、

疫病、飢餓、戦乱がつづいた世界

京都御苑です。 安土桃山時代から明治時代に入るまで、公家の屋敷が集まっていた町の跡で、今は広大な公園になっています。 そんな京都御苑の中に、 元弘元年( 1331年 )から明治2年( 1869年 )までの約500年間、天皇陛下が住まれていた京都御所があります。 今までは年2回の特別参観か、事前の予約申込でのみ参観することができていましたが、2016年の7月から、1年中、一般公開されるようになりました。 そんな御所の中で、最も大きな建物が、 紫宸殿( ししんでん

木の個性

大裏白の木( おおうらじろのき )の実です。 forest forest で何度か紹介をしている、世界で日本にだけ自生している野生のリンゴです。 一昨年の冬に種を蒔いて、 昨年の春に芽生えて、 すくすくと育ちました。 1鉢の中で窮屈そうだったので、 今年の初春に、1本ずつ鉢に植え直しました。 同じ木の実から芽生えて、1年が経っただけなのに、 高さが20cmくらいだったり、 80cmくらいの高さになった木もいます。 そして、

ジコシュチョウ

僕の家の庭です。

今年の庭の連翹

今住んでいる京都の家に住みはじめて9年と半年が経って、ウッドデッキがボロボロになったので、新しく作り直しました。 そして今年も、大和連翹( やまとれんぎょう )が花を咲かせました。 今から7年前の大和連翹は、 高さが20cmくらいで、こんなに小さかったです。( 2013年 ) 上へ伸びるようになって、( 2014年 ) 横にも広がりはじめて、( 2015年 ) 枝が弓なりに伸びました。( 2016年 )