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三重県の熊野市にある、波田須( はたす )という集落です。 集落の中には、熊野古道が通っていました。 熊野古道は山林へと続いており、 集落を離れた途端、石畳になっていました。
和歌山県の山中へ行きました。 僕が行った所は、 熊野古道にある、滝尻王子( たきじりおうじ )という場所で、 平安時代の公卿・藤原 宗忠が、中右記という書物でこの地のことを「 初入御山内 」と記しており、ここから先は、いよいよ熊野の霊域とされてきた場所です。 ここには2つの川が合流していて、 1月下旬なのに、モコモコと茂る森の前に、 滝尻王子がありました。