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forest forest

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦 豊が、週に1,2回、日本中の森林、木々… もっと読む
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことにな… もっと詳しく
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2021年6月の記事一覧

泥火山

秋田県と岩手県に広がる、広大な高地の八幡平( はちまんたい )です。 木々の茂みを抜けると、 ネズミ色の沼があって、

苔の森

長野県、八ヶ岳( やつがたけ )の麓に広がっている森を歩きました。 森は、 地面一面に苔がひろがっていて、

たけはら町並み保存地区に伝う

瀬戸内海に面した、 広島県、竹原( たけはら )市内の中心部へ行きました。 日の丸写真館という、木造の3階建ての横を通って、 細い路地をしばらく進むと、

奇岩遊仙峡

石川県小松市、那谷寺( なたでら )です。 石川県の南西部にあって、 養老元年( 717年 )、白山に登った泰澄( たいちょう )という僧が、同年の秋に創建したと伝えられています。 額に「 自主山 」と書かれた山門をくぐると、 緑深い境内がひろがっていて、 巨大な岩が中央に鎮座している日本庭園がありました。 注連縄が巻かれた3つの巨岩の間には、その昔、滝が流れていたようです。 昔の絵図のような光景でした。 長い参道のまわりは、 苔が広がっていました。

チカモリ遺跡

石川県、金沢市内の公園です。 子供たちが走りまわっている所に4つの切株があったので、近づいてみました。 そして、芝生の向こう側へ目をやると、 さらに不思議なモニュメントがありました。 なんと、このモニュメントは縄文時代の木柱群を復元したようで、サークル状に配置されている「 ウッドサークル 」でした。 ここは「 チカモリ遺跡 」と呼ばれていて、今から3000年から2300年前の縄文時代晩期の遺跡です。 すぐ横に資料館があったので、さっそく行ってみました。 そこ

安神山

( 前回のつづき ) 大山祇( おおやまずみ )神社から、ひときわ秀麗に見えた安神山( あんじんざん )という山に登りました。 岩の多い山道を登っていると、 黒く焦げた木が、所々に点在していました。 調べてみると、ここは2005年に山火事があったようで、 16年が経っても、焦げた木々が残っていました。 あたりを見わたすと、

無数の羽音と、楠の巨木群

愛媛県、大三島( おおみしま )にある、大山祇( おおやまずみ )神社です。 大三島は四国と中国地方の間にある島で、昔から海運の要衝( ようしょう )とされてきました。 大山祇神社は、神武天皇が東征( とうせい )された時に創建されたとも伝えられていて、 ご祭神の大山積大神( おおやまずみたいしん )は天照大神( あまてらすおおみかみ )の兄神とされており、日本総鎮守ともされている神社です。 総門を通ると、 木々が茂り、地面が掃き清められた境内がひろがっていまし

133年前の噴火で生まれた

福島県、北塩原村( きたしおばらむら )にある、五色沼( ごしきぬま )です。 上の写真の奥に見えている磐梯山( ばんだいさん )が、1888年に大噴火をして、 生じた岩雪崩( いわなだれ )での堰( せ )き止めで誕生したのが、 五色沼と呼ばれる湖沼群です。 その五色沼の道を歩きました。 道沿いには、磐梯山の噴火の岩雪崩( いわなだれ )で流れて( 飛んで )きた 大小の岩が、たくさん横たわっていました。 そして、そんな岩々によって生まれた五色沼は、