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forest forest

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦 豊が、週に1,2回、日本中の森林、木々…
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことにな…
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2020年11月の記事一覧

紅葉たち

大阪府、河内長野市( かわちながのし )の郊外です。 紅葉( もみじ )が茂る谷間を、山奥へ進むと、 延命寺( えんめいじ )という、雰囲気のあるお寺がありました。 山門の前には、 今から45年前に書かれた、お寺の看板があって、 墨で書かれた、味わい深い由緒書きになっていました。 山門から中へ入ると、 数百年前から、なにも変わっていないような境内が広がっていました。 その境内の、少し高台へ行くと、

千年モミ

兵庫県、丹波篠山市( たんばささやまし )にある、 追手( おって )神社です。 境内に入ると、 無数の銀杏( ぎんなん )が落ちていて、 そのまわりも、 落葉した銀杏( いちょう )の葉っぱに混じって、こちらの方も銀杏( ぎんなん )が無数に落ちていました。 ここまで銀杏が落ちていると、まるで、現代アートのインスタレーションみたいでした。 銀杏( ぎんなん )と、銀杏( いちょう )の葉っぱの絨毯の向こう側には、

赤西渓谷

兵庫県の宍粟市( しそうし )、赤西( あかさい )渓谷です。 紅葉の美しさでは、知る人ぞ知るとされている渓谷で、5時間ほど歩いて会った人は4人だけでした。 そんな渓谷の中で、もっとも多く見かけた木が、 葉っぱが大きな、大葉麻殻( おおばあさがら )です。 明るい所に生える木で、 たくさん生えていました。 この木以外の木が生えていなくて、まるで種を蒔いて育てたように何本も生えている姿を見て、この渓谷一帯には鹿がたくさん住んでいることが分かりました。 大葉麻殻

断崖の森

日本海沿いをドライブして、福井県の越前海岸を通り、 能登半島の砂浜を通り、 能登半島の、猿山岬( さるやまみさき )へ行きました。 能登半島・最後の秘境とよばれる所で、 約200mの断崖に、森が広がっていました。

星のブランコ

大阪府、交野市( かたのし )の郊外です。 天の川( あまのがわ )という、ロマンチックな名前の川沿いを歩いて、「 ある所 」へ行きました。 私市( きさいち )という京阪電車の駅から40分くらい歩くと、天の川のまわりは深い谷になりました。 この一帯は、花崗岩( かこうがん )という脆( もろ )い岩盤が広がっているためです。 巨大な花崗岩の岩山の傍らには、

生きている化石

兵庫県、六甲山( ろっこうさん )にある、神戸市立森林植物園です。 夏に行ってみると、正門の近くに見事なメタセコイア林があったので、 11月の中旬になってから、行ってみました。 正門から入ってみると、

最高峰の27才

( 前回のつづき ) 巨大な岩盤が露出している、六甲山を登りました。 しばらく歩くと、視界が広がって、 電波塔が建っている、六甲山の最高峰が見えました。 笹の間には、

花崗岩の岩山

兵庫県、芦屋市( あしやし )から、標高が931mの、六甲山( ろっこうさん )の最高峰まで登りました。 高台の高級住宅街を登って、 あたりは森になり、 ロックガーデンといわれる、花崗岩( かこうがん )の岩塊を登りました。 しばらく登って、ふりかえると、 街が、眼下に広がりました。 ロックガーデンとよばれるエリアが過ぎても、