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forest forest

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦 豊が、週に1,2回、日本中の森林、木々…
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことにな…
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2020年9月の記事一覧

海の門から山まで

( 前回のつづき ) 大きな赤榕( あこう )に会ってから、足摺岬( あしずりみさき )の海岸へ向かうと、 急な階段があったので、下りてみました。 すると、 巨大な岩盤があって、 近づいてみると、

赤榕

高知県、足摺岬( あしずりみさき )です。 四国の最南端にあって、 海岸のまわりには、 鬱蒼とした森が広がっていました。 そして、足摺( あしずり )岬にほど近い、松尾という海沿いの集落を歩くと、

田園の中の木

( 前回のつづき ) 弥彦山( やひこやま )から、越後平野( えちごひいや )の一帯に広がる田園へ行きました。 すると、 とっても大きな木が生えていました。

雲の中の森

新潟県、弥彦山( やひこやま )です。 大昔から神の山として、越後( えちご )地方で信仰を受けてきた山です。 山の上は雲におおわれていて、麓から登ってみることにしました。 麓へ行ってみると、 弥彦( やひこ )神社という、大きな神社の境内がありました。 長い参道を歩くと、 背後に弥彦山の山容が広がる、壮麗な本殿が建っていました。 社殿に向かってお参りをする人は、自ずと山に向かってお参りをするかたちにもなっていました。 その社殿の建つ神社の境内から、 森

佐渡島の山に生きる

12年前、佐渡島( さどがしま )の北部にある森へ行って、あまりにも素晴らしかったので、ひさしぶりに行ってきました。 このあたりです。 一般の公開はされていなくて、森に入れる唯一の手段になっている新潟県観光協会さんが主催されているガイドツアーに参加しました。 ガイドツアーといっても、参加者は僕以外には一人で、ガイドさんを合わせて3人で歩きました。 歩きはじめて1時間くらいが経って、「 その森 」に入りました。

佐渡のお寺

新潟県、佐渡島( さどがしま )にある、清水寺( せいすいじ )です。 江戸時代に創建された寺院で、 山門をくぐると、 本動があらわれました。 奈良県にある、古くからの観音霊場・長谷寺( はせでら )の本堂に似せて造られたらしく、 本堂の前は舞台になっていて、 たしかに、 ↑ ↑( 奈良の長谷寺の写真です ) よく似ていました。 江戸時代の佐渡島に住む人たちの中で、奈良の長谷寺へ実際に行くことができた人は、ほとんどいなかったと思います。 忠実な再現具

木は生きている ! !

長野県、軽井沢町の北にある、小浅間山( こあさまやま )に登りました。 登山口から、15分ほど歩くと、 とても貫禄のある木が生えていました。 見惚れるような巨木ですが、残念ながら、 幹のほぼ全てを枯らせていました。 すこし離れて、もう一度眺めてみると、

一面の鬼蓮

新潟市、福島潟( ふくしまがた )です。 220種類以上の野鳥が飛んできて、450種類以上の植物が自生している、新潟を代表する潟( かた )です。 潟( かた )とは、あまり聞き慣れない言葉ですが、砂州( さす )によって海から隔離された海岸の湖のことで、 「 新潟 」は文字通り、新しい潟が次々とできた地方です。 なぜ新しい潟ができたのかというと、上の地図のように、信濃川( しなのがわ )と阿賀野川( あがのがわ )という二大河川が流域から大量の土砂を運んできたか