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茨城県が首位奪還

魅力度ランキング首位(最下位)

今年も都道府県魅力度ランキングが発表され、我が茨城県は首位(最下位)を奪還したようです。

知事からの遺憾の意の表明があるのでしょうか。
評価方法への問題点が指摘されるのでしょうか。

私が知る限り、茨城県民は多くが魅力度ランキングを知っていて、最下位であることも知っていて、概ね納得しつつ好意的に受け止めているような気がします。
自虐的で褒められたものではないと思う方もいるのかもしれません。
私は単に自虐的に受け止めてるわけではないように感じます。
私は魅力度は最下位を守りながらも、実はとても生活しやすい街として茨城を愛している方が多いように思います。
少なくとも私はそう考えています。
模試では酷い点数を取るけど本試験でしっかり点数取ってくるようなタイプと言えばよいのでしょうか。
うまい例えが思いつかないのですが。

はるか昔から茨城はそんな感じ

最下位を好意的に受け止められる県民性は実はわりと昔から備わっているのではないかと思っています。

江戸幕府の最後の将軍は水戸藩から出ていますが、14代までは一度も将軍を輩出しておらず御三家なのに将軍が出ない水戸藩。
やっと15代で将軍を輩出したと思ったらあっという間に明治維新になって、むしろ追われる立場になってしまいました。
水戸藩て徳川御三家なんだよ!からの将軍は最後だけしか出てないんだ。からの将軍になったと思ったらすぐに江戸幕府終わっちゃったんだ・・・。
の展開で学ぶ歴史はなんとも物悲しいものがありました。
リアルタイムでその時代を経験をした街の人達もなかなかの気持ちだったかと思います。

その水戸藩も佐竹藩が秋田に追い出された空き家に入ったような感じです。
北条氏の圧から最後まで常陸を守り抜いた鬼佐竹が秋田に追い出されたあたりもなんとなく茨城っぽい展開というかなんというか。
江戸に近すぎたんですね。

茨城っぽさ

地域の力はそれなりに強いのにその時代の風というかに飲み込まれて、出る杭は打たれちゃうみたいなのがとても茨城っぽい気がします。
でも実力は確かなんですよ。
実力をなかなか表現できない不器用さがとても茨城っぽくて、県民もなんとなくそれを感覚として持ってるのかなって思います。

そんな茨城を私は大好きですし、どこに行っても茨城弁で喋っていくことで茨城愛を示していこうと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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