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茨城弁のはなし

私にとっての大事なアイデンティティの一つだと思っている、茨城弁について書こうと思います。

前にも書いたとおり、私の今の仕事は都内と茨城と行ったり来たりしながらです。
どこでも私の言葉はゴリゴリの茨城弁です。
芸人のカミナリのたくみくん(おめー最初っから道具2つ持ってってんな!!!!のほう)の茨城弁を想像していただいてそこから25%増ぐらいで訛ってる感じです。
声も高い方なので「カミナリのたくみくんに似てる!」って言われたことも何回かあります。
録音して聞くと確かに似てる気がします。
でも私はそう言われるたびに必ず「たくみくんのほーが年下だから、たくみくんがおれににてんだどな」って反論をしています。

私は茨城弁を大事にしています。
といっても少し都会向けにチューニングしてます。
ネイティブだと通じないこともあるからです。

茨城弁だけじゃなくて寒い地域になればなるほど、口をあまり開かない喋りになってそれが方言となっていくと聞いたことがあります。
寒いから口を開けたくない、とかなんとか。
口を開けないで喋るのは聞き取りにくくなります。
茨城弁もそういう要素があります。
あと、茨城弁はよく怒ってるように聞こえると言われます。
イントネーションが尻上がりなのが大きな理由でしょうね。
その辺を柔らかくマイルドにした茨城弁を使っています。
尻上がりですよ?でも、表情やはっきり喋ることで怒ってない感じにしています。
たくみくんの茨城弁も相当チューニングしているはずです。
たくみくんもやわらかく聞きやすい茨城弁になっています。
カミナリのYoutubeになるといくらかネイティブに戻るのがわかります。

中学校をつくばの中高一貫校に行って自分が訛ってるのを知ったときは恥ずかしかったです。
笑われましたもんね。
一生懸命直しました。
高校卒業する頃には大体は直りましたけど、イントネーションだけは少し残りましたね。
津軽弁のように単語までまるっきり違っていたりする方がまるで別物として矯正しやすいんだと思います。

余談ですけど、英語がすごい苦労します。
茨城弁とイントネーション真逆に近いんですもの。
今でも英語を話すとアクセントとかはごじゃっペの極みです。

大学に入りました。
都内の総合大学でしたので全国から学生が集まります。
関西から来る同級生は関西弁を一切直さないんですよ。
特に近畿出身者は方言に誇りを持ってるんです。
なんで私は必死に直したのに・・・と思いました。
関西弁が恥ずかしくないなら茨城弁も恥ずかしくないはずです。
そう思ってからは一切方言を直そうという気持ちはなくなりました。
むしろ誇りを持って茨城弁を使おうと決めました。

もし私が話すのを聞いて訛ってるなーと思っても、
生暖かい目で見守ってもらえると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ご依頼お待ちしております。


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