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地方選挙の届出のはなし

最も癒し系の届出

公職選挙法に基づく立候補の届出のお仕事を何度かさせていただいたことがあります。
比較できるほどの許可申請の経験があるわけではないのですが、立候補の届出は抜群に行政機関(選挙委員会)の対応が優しく親切な届出だと思います。

立候補予定者説明会

立候補しようと思っている予定者には事前説明会が行われます。
選挙の大きさによっても差があるのですが、多くは半日ぐらいかけて立候補してから収支報告書の作成まで丁寧に説明してくれます。
様式集や手引をいただけます。
様式集に至っては今はデータでいただけます。
もちろん記載例も入ってるし、自治体によっては記入箇所すべき箇所もかなり記入してくれている場合もあります。
親切の極みです。

事前審査

告示のちょっと前に事前審査があります。
選挙管理委員会が作成した書類をチェックしてくれます。
ここでチェックしてくれた書類は当日の届出日に間違いなく受付されます。
届出書が揃えば専用の封筒を糊付けして綴じてくれます。
届出日にはその封筒だけ持っていくだけになります。
もし、事前審査日までに揃ってない書類があってもその後任意で選挙管理委員会に行けばチェックをしてくれます。
当日に書類漏れがあって変な汗をかくようなことはありません。

選挙委員会の対応

どんな問い合わせでも親切に対応してくれます。
いわゆる「お役所仕事」のような真似はしません。
態度も丁寧で、そこまで?っていうほど平身低頭です。
選挙管理委員会ができる人材は役所内でも限られてるような気がします。

書類自体は少し変わっているものも

選挙公報はちょっとテクニカルです。
多くは印刷所やデザイナーにお願いすることになるのですが、
納品の方法が少し柔軟でない部分があります。
また、申請担当者が印刷知識にあまり強くない場合が多く、
選挙管理委員会の意図が読み取れない場合があります。

印刷物関係だけは、親切さとは別に「言葉の壁」のようなものがあります。
ここだけ要注意です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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