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超節約家。いつも服がボロボロになるまで着ていた父を見て育ち、思ったこと。

これまでの姉と妹に続き、今回は父親の話をしようと思います。

1.節約家の父

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僕の父親は、真面目で超節約家。

そんな父親に習い、僕の家族は節約一家となりました。

電気の付けっぱなしはもったいない

廊下の電気が付いていると、もったいないと言われました。

そんな父親は、2階に上がる時に電気を付けませんでした。

エアコンも、一人で居るときに付けるのは贅沢。

休日も、みんながいる12:00-13:00のみ付けることを許されていました。

水道も無駄使いはもったいない

お風呂は家族7人が入り終わるまで、同じ湯を使っていました。

さらに湯船にペットボトルに入った水が入っていて、かさ増ししています。

最後の方になると、追い炊きをして使いまわしていました。

家族7人が入った後は、洗濯に使う水としてリサイクル。

食器を洗う時の水も、勢いよく出していると、もったいないと言われました。

父親は、水をちょろちょろ出して、必要最低限の水だけを使うようにしていました。

服はボロボロになるまで着る

父親は、服もボロボロになるまで着ています。

下着もボロボロすぎて、若干大事な部位がはみ出しているときもあり、そこまでするのは止めてほしいなと思っていました。

僕を含め、子供たちの靴下にどれだけ穴が開いても、何度も縫い直して使っていました。

2.欲しい物を買ってもらえるのは年2回だけ

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欲しいものを買ってもらえるのは、誕生日とクリスマスの、年2回のみでした。

いくら欲しいゲームやおもちゃがあっても、買ってもらえるのはたったの年2回だけなので、本当に欲しいものは何か選ぶのが大変。

さらに言うと、同級生の中で流行っている遊びについていけませんでした。

本当はポケモンカードが欲しかったし、遊戯王カードが欲しかったです。

年2回のタイミングで勝ってもらっても、すぐに新しいカードが出て追い付けなくなるので、そもそも買ってもらうことを諦めていました。

節約一家なのが理由で、同級生の話題についていけない部分があり、もっと普通の家庭に産まれたかったなと思っていました。

3.お金があれば・・・

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どっかにお金落ちてないかな

いつも学校の帰り道、自動販売機のお釣りの出口を漁ったり、自動販売機の下を覗くようになりました。

一度自動販売機の下で500円玉を拾った時は、当時の自分にとっての大金を拾ったことに興奮し、家に帰るまで心臓のドキドキが止まりませんでした。

空からお金降ってこないかな

毎日のように、お金を拾う夢や、お金が降ってくる夢を見ていました。

お金があれば、もっと友達ができる。

お金があれば、もっと欲しいものを買ってもらえる。

節約家の父親を見て育ち、子供のころからずっと、お金が欲しいと思っていました。

4.まとめ

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節約一家の家庭に産まれ、幼い頃から現状不満足だったからこそ、小学校の時からこれからの人生を考えていました。

そして、節約を大事にし続けてきた父親には、綿密に考えられた人生設計がありました。

父親の本当の凄さを知ったのは、僕が20歳を超えてからでした。

一部のエピソードを以前noteで紹介しました。

父親の話の続きは、また今度話そうと思います。

姉妹、父親に続き、次回は母親の話をします。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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