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冒険心はもろ刃の剣

2009年1月10日に日経新聞夕刊に掲載したものを修正加筆したものです。

昨年末、札幌のテイネスキー場で僕は子供向けのスキーキャンプを開いた。子供達が一番滑りたがるのが林の中だ。彼らにとってスキーで林の中を抜けるのは小さな冒険である。粉雪の舞い上がる木の間を目を輝かせながらすり抜けていく。

スキーの上達というのは冒険の連続だ。最初はスキーを履いて歩こうとしてもスキーが滑るので、前に進むように見せかけながら後退していく「ムーンウォーク」をしているようなものだ。初めて履くスキーは長くて重く、慣れるのが難しい。しかし、その長くて重い板を操れるようになれば、途端に世界が広がり、雪があるところすべて自分のフィールドになる。誰もが三浦雄一郎のような冒険スキーヤーになれるのだ。

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わずか11歳でキリマンジャロを登頂。フリースタイルスキー、モーグル競技では10年間にわたり全日本タイトル獲得や国際大会で活躍。引退後は冬季…

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プロスキーヤー・博士(医学)Ph.D/ミウラ・ドルフィンズ低酸素室のトレーニングシステム開発研究所長。主に加齢制御学・アンチエイジングの研究を行い、老若男女一般の方からアスリートまでのトレーニング及びアウトドアプログラムを国内外で数多く手がけている。

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わずか11歳でキリマンジャロを登頂。フリースタイルスキー、モーグル競技では10年間にわたり全日本タイトル獲得や国際大会で活躍。引退後は冬季オリンピックやフリースタイルワールドカップ解説と企画、執筆活動やプロスキーヤーとして活躍する傍ら、2003年、父・三浦雄一郎とともに世界 最高峰エベレスト山(8848m)登頂、初の日本人親子同時登頂記録を達成。低酸素環境下の遺伝子発現・抑制の研究を行い博士号を取得。他にも多数の実績を持ち、冒険心や探究心溢れる三浦豪太が、これまで回った世界各地の山や人を通して感じたこと、知ったことを綴ります。

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