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日本人と登山

登山のことについてnoteに綴っていますが、登山の歴史を振り返ってみましょう。

日本には古くから「登山」の文化があり、第二次世界大戦後の1956年に日本人が初めてヒマラヤ山脈のマナスル(8,163m)に登頂した後、第一次登山ブームが起こり、大学生の登山者や社会人登山者の間で山岳部が創部されたといわれています。

そして、1988年の週休2日制の導入や、1990年代に「日本百名山」がテレビや雑誌などのメディアで数多く取り上げられ話題となったことで、第二次登山ブームが起こり、登山やハイキングが一般人にまで広く普及し始めました。

また、近年のフィットネスブーム、そして2010年にユーキャン新語・流行語大賞の候補となった「山ガール」の影響により、登山人口は一気に上昇ししました。公益財団法人日本生産性本部(2017)によると、その数は、2003から2006年頃は600万人だったのに対して、2009年は1,230万人、2010年も1,000万人を超えたとされます。震災などの影響で一時より人数は減ったとされますが、2012年以降においても850万人もの登山者がいるとのことです(図1)。

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