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ゴンちゃんの探検学校

わずか11歳でキリマンジャロを登頂。フリースタイルスキー、モーグル競技では10年間にわたり全日本タイトル獲得や国際大会で活躍。引退後は冬季オリンピックやフリースタイルワールドカッ…
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#雪山

登山家、大切な創造性

2009年11.7日経新聞夕刊に掲載されたものです。  10月末、以前から約束していた妻との富士登山を敢行した。連れて行ってやると何度も言いながら、悪天候やら都合がつかないやらで、先延ばしになっていた。本格的に雪が積もったら、また来年になってしまう。思い切って出かけてみた。  夏場は一大登山スポットの富士山だが、今の季節は違った様相を呈する。強風、アイスバーン、極度の低温といった厳しい顔をのぞかせる冬の富士は、エベレストとも比べられる。  どの程度の冬装備をしていけばいい

戦い続ける理由は

2009年10月17日日経新聞夕刊に掲載されたものを修正加筆したものです。  来年のバンクーバー冬季五輪に「スキークロス」という新たな種目が加わる。4~6人のスキーヤーが同時にスタートを切り、ジャンプやウェーブといった障害物を乗り越えて、旗門をくぐりゴールを目指す。ラウンドの上位選手は次の戦いの場に挑み、下位の選手はそこで終わる。最終ラウンドの勝者が覇者となる。

優れた言葉の力

2009年10月10日日経新聞夕刊に掲載されたものです。  僕が米国にいた頃、生活習慣病の予備軍たちが「カウチポテト」と呼ばれるようになった。カウチ(ソファ)に座ってテレビを見ながらポテトチップや菓子をバリバリとかじる。気の利いたキャッチフレーズは米国の生活スタイルを的確に言い当てていて、当時の友人たちの姿が今でも目に浮かんでくるようだ。  「カウチポテト」に相当する日本語は「メタボ予備軍」だろか。しかしこの語は、日本人のライフスタイルまでは含んでおらず、キャッチフレーズの