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You are enough just the way you are.

あなたの存在が素晴らしい。

母になって11年。まだまだ足りないと思うことや反省することが多いけれど、親業は大変な中にもかけがえないのない瞬間がたくさん溢れていてとても尊い業(ぎょう)だなと思う。

ふと「業」の意味を調べてみた。

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ぎょう
〖業〗 ギョウ(ゲフ)・ゴウ(ゴフ)・わざ
1.
《名・造》生活の中心をささえるしごと。くらしの手だて。
 「製塩を業とする」
2.
しごと。本務。学問。
 「業務・業績・業者・業界・作業・学業・授業・課業・修業・卒業・偉業」

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意味合い的には(2)だけど、(1)の【生活の中心をささえるしごと】って素敵ね。親業ってまさに「生活の中心をささえるしごと」だと思う。

どうしてこんなことを急に思ったのかというと、最近、立て続けに育児相談を受けることがあって、子どもとの向き合い方や親としてのあり方を考えたから。

子どもが無事に生まれたときの喜びはまさにYou are enough just the way you are だったはず。呼吸をしてそこにいるだけでしあわせだった。存在しているだけで十分でそれ以上を望まなかったはず・・・なのに、親業の経験値を積めば積むほど、存在価値に付加をつけ、付加価値のついた子の存在を「存在価値」だと勘違いするようになる。

よく寝る良い子に、手のかからない子、年少さんで絵本が読める子、一輪車に上手に乗れる子・・・勉強ができる、偏差値がいくつ… 「出来る」ことは彼らの存在価値に付属するものでしかなく、どんなに「出来る」ことが増えても、彼らの存在価値は増えもしないし減りもしない。

日々の中で「出来ること」ばかりにフォーカスしていない?出来ることがなくても、何かに失敗したとしても、子の存在価値はずっと変わらない。

「あなたが生きているだけで素晴らしい」という存在価値は不変のもの。

You are enough just the way you are.

Thank you for being you. 




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