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大麦ご飯始めました。

2024年の目標の一つに「健康」を掲げた。

私も相方も40代になり、健康診断でちらほら数値が引っかかるようになった。

自覚症状がないからと放置していたけど、今年は自分たちの健康も意識する!

相方は「LDL(悪玉)コレステロール」と「尿酸」が高め。
私はHbA1c(血糖値)が高め。
そこで食事に取り入れ始めたのが大麦。

きっかけは先日の中医栄養学での学び

大麦は
【性味・帰経】甘、鹹、涼、入脾、胃経
【効能】利尿通淋、和脾胃
【主治と応用】1、脾胃不和 
大麦βグルコース(食物繊維)は水溶性のため、ゲル化し糖質吸収を抑制(血糖コントロール)
LDL(悪玉コレステロール)を下げる

腸の調子を整え補中益気、五臓を養う力は粳米にも匹敵

LDLコレステロールを下げるし、血糖コントロールにもいいしと大麦をご飯に混ぜて食べることにした。

ただし、大麦は『涼性』と言って身体を冷やす食材なので冷え性の私はほどほどに。
穀類は火を通すと温性に傾くので、ご飯と一緒に炊いて温かいものを食べる。

かつ、胃腸のあまり強くない私はよくよく噛んで食べ過ぎないように注意。
口内炎が出来たり、胃の調子が良くない時は控えることに。

下痢しやすいお年寄りや子どもも胃腸の負担になりやすいので控え目に。

薬膳を学んでいて良かった思うのは、食材がその人の体質に合うかどうかがすごく大事だという点。

学ぶ前の私だったら「大麦って血糖にいいの!?わーい、毎日食べよう!」となって冷え性を悪化させたり、胃痛に悩むことになったと思う。

昔、死んだじいちゃんに『はったい粉』というものを良く食べさせられていた。

その当時はよく分からなかったけど、はったい粉は大麦の玄穀を焙煎した上で挽いた粉だそう。

そのまま食べると激しく喉に引っ付いてむせるので、少し砂糖を混ぜて水で溶いて練ったものを食べさせられていた。

因みに死んだじいちゃんはもともと身体が強くないのだけど、養生をしっかりとして90過ぎても白髪がなく、一度もデイサービスや施設のお世話にもなることなく98歳で自宅で大往生した。


歳を重ねるごとにひしひしと身に染みる健康の大切さ。

もちろん食だけでなく、運動や睡眠もトータルで大事だけど、まずは学んでいる薬膳の知識をフルに落とし込んでいきたい。

因みに押し麦でなはく、あまり加工されていないほうが栄養価が高いというので丸麦という種類を選んだ。

米一合に対して大さじ1杯程度混ぜていますが、ぷちぷちと弾力があって美味しい。


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