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三浦るぴんの短編小説(全年齢向け)

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三浦るぴんの短編小説(全年齢向け)です。
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#小説

田舎の少年と都会の少女(短編小説)

  *  俺は田舎が嫌いだ。  なにもない。  なにもなさ過ぎて飽き飽きしている。  だ…

三浦るぴん
9か月前
7

無限大の私(短編小説)

  *  魔法使いを人質にし、それに対して希望を見出した私だったが、魔法を発動できない付…

三浦るぴん
9か月前
2

僕が失った地元の高校の三年間(短編小説)

 笑われるくらいなら、死んだほうがマシだ。  バカにされるのが、なによりも耐えられない。…

三浦るぴん
9か月前
5

「手抜き」(短編小説)

  * 「手抜き」という言葉だけで、どれくらい想像力を働かせることができるかによって、そ…

三浦るぴん
10か月前
2

【残酷描写・暴力描写・性描写あり】魔法使いになれなかった私(短編小説)

  *  魔法は存在しないと断言する。  人質にされた私には夢も希望もない。  そんな私…

2

矛盾している僕の純粋なる恋の終わり(短編小説)

* ずっと一緒にいられないなんて、ありえないよ。 「やめてください」 彼女は、そう言った…

3

人生30(短編小説)

* 俺の人生は三十秒で終わる。 それは決定されている事柄である。 なぜ俺がそれを知ることができるようになったのかというと、俺が生まれながらにして(まだ生まれていないが)エスパー能力を持っているからである。 俺は今、母さんのおなかの中でそれを感じ取っているのだ。 ある日、お医者さんに告げられた死の宣告。 産まれた瞬間から約三十秒で死んでしまうということを俺はエスパー能力で知ってしまったのだ。 テロメアが極端に短いのが理由らしいが、おそらく俺のエスパー能力が原因であ

唐揚げにレモンをかけるな!(短編小説)

* 俺は親切心で揚げ物にレモンの果汁をかけるやつは嫌いなのだが、それが愛したい彼女の場合…

6

魔法使いの目玉焼き(短編小説)

* 魔法使いは目のように輝く目玉焼きを作り、食卓に運んだ。 そして、その目玉焼きをかじり…

1

父親になったあと娘にプロポーズされた(短編小説)

* プロポーズとは祈りであると父親になった俺は思う。 祈ることで相手と添い遂げる儀式みた…

4

実家と楽園と卵(短編小説)

帰省して、ふと気がつく。 あれ? 僕の実家ってこんなに広かったっけ? ……ああ、そうか。…

1

アマチュア小説家をサポートするロボットは三原則にどう立ち向かうのか?(短編小説)

  *  どうしたらボクは認められるのだろうか?  どうしたら師匠がボクを認めてくれるの…

1

「日常の謎」について本気出して考えてみた(短編小説)

  *  彼女は僕の謎を知らない。永遠に知ることなく人生を終えるだろう。 「つまりだね……

3

雑なストーキングで恋が終わった件(短編小説)

 今日は彼ピ(彼氏という意味)になる予定の、わたしの彼ピッピ(友達以上恋人未満の男性という意味)であると断言したい池面出汁(いけめんだし)良男(よしお)くんとの待ち合わせを遠目から見ていると、わたしの目の前でトラップ的なイベントが発動してしまった!  なんと……今、池面出汁良男くんが待ち合わせをしていた相手は、わたしが今までストーキングをしていたときには現れなかった、見たことねえ女だった!  手えつないでるし、マジ嫉妬しそう!  あっ、キスまでしやがった! ふざけんな!