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日常に遊びを取り入れる

遊んでますか?
こう聞かれると困りますよね。
働いています。家事してます。育児してます。
遊んでいますか?と聞かれるとなんだかバカにされているように感じる人もいるかもしれません。
けど、遊びは想像力を高める最高のツールです。
本業や複業でアイディアを出すこと、企画すること、イベントを開催すること。想像力を必要とされる仕事に就いている人は日常に遊びを取り入れることでクオリティが上がります。今日はそんな記事を書きます。

遊びってなに?

日常の生活が、束縛され、生産的であり、目的をもったものであるのに対して、遊びは、自由で、非生産的で、目的をもたない。この実世界に対する虚(きょ)の世界としての遊びは、日常の世界から切り離された時間と空間のなかで確保される。
日本大百科全書より
遊び(あそび)とは、知能を有する動物(ヒトを含む)が、生活的・生存上の実利の有無を問わず、心を満足させることを主たる目的として行うものである。
Wikipediaより引用

遊びは自由で非生産的。心を満足させる。
最近の生活でこんな時間を設けましたか?
きっと子どもの頃はずっと遊んでいたんだと思います。目的を持たずにただ興味の向かう方向へ好きなように。だんだん、大人になるにつれて、意味のあることをしなければならない世界へ右足、左足と踏み込んでいく。

子どもの頃にできていた遊びは、大人になると意識しないとできません。何をするにも
「 その目的はなんなの? 」
「 どうやってマネタイズするの? 」
「 それは成功するの?いつ?どこで?どんな方法で? 」

こんな時間も必要です。
ただ、子どもの頃のように遊ぶ時間も意識的に設けないと疲れます。

遊ことで想像力は解放される

先日読んだ本の概要ですが、想像力は身体を動かすことで養われるそうです。( もうちょっとちゃんと解説されていましたが、うろ覚えですみません )。面白い表現だなーと思ったのが
昭和の頃は「 腹が立つ 」
平成以降は「 頭にくる 」とか「 ムカつく ( 胸 )」とか使うようになったと。
昔は物事を身体で考えていたのに、今は全て頭で考えるようになっていると。元々、身体で思考していた人間が頭だけで考えるようになりバランスが悪くなっていると。

PCやスマホといったツールは身体を動かすことなく、色んな情報を収集したり、発信したりできますよね。
一方、昔は自分の足で現場へ行って・見て・話して・書いて。こうすることで情報の収集、編集、発信をしていたわけです。身体を目一杯使っていたんですよね。実際に人と話したり、現場の空気や色、温度感。全てが自分の中に入ってくる。これはPCやスマホでは得られません。

何も考えずに、自由に遊んで想像力を取り戻す。簡単に聞こえるけど、どうしたらいいの?とよく聞かれます。

その方法は捨てること。

大人が思い切って遊ぶ方法は無くすこと

それは大人であることを無くす。
子どもの頃を思い出しながら遊ぶ。

といっても無理ですよね。
そんな時は物を無くしましょう。

・スマホを家に置いて1日過ごす
・車を使わずに近所を1時間散歩する
・マップを見ずにふらっとドライブをする

現代は便利なものが溢れています。
そして、その便利な物はあなたを大人に戻します。
きっと、スマホを持っていたら、仕事の連絡が...。とか考える人もいるでしょう。( 私もそうです )。

なので私は昨日、スマホを持たずに朝からゆいレール( 沖縄のモノレール )の1日乗車券を購入し、妻とノープランデートに行ってきました。
とりあえず、聞いたことあるような、ないような駅で降りてみて、その近くをぶらぶらする。そして、面白そうだったら入る。これを半日くらいやってみたんですが、面白いんですね。
沖縄って車社会だから、電車を使うことってほとんどないんです。私も移住3年目にして、モノレールで1日移動したのは初めて。きっと、他の移住者もゆいレールで1日移動することなんかないでしょう。
この時点で非日常を意図的に作ることができます。

都会であれば、電車がありますよね。例えば、いつも乗らない路線に乗ってみるとか、近所を歩いてみるとか。なんなら、あえてレンタカーを借りて、普段移動しない道路を探索するとか。

基本的に探索は最高の遊びです。
何も知らない、分からないからこそ、どうやったら楽しめるのか。何をすればいいのか。頭がフル回転するはず。

あなたも思い切って半日もしくは1日遊んでみませんか?

まとめ

遊ことで想像力を高めることができます。
これは遊んでみると実感します。
遊びをきっかけにアイディアや企画の種が見つかりますよ。

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