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中国出張中に北欧車を買ったワールドワイドな話

デカいシノギには、デカいストレスが伴う。
デカいストレスには、デカい買い物が合う。
中国で工場立ち上げをしたときがありました。
滞在期間が累積3~4ヶ月になった頃の話です。
まぁ結局、年間181日も滞在するとは露知らず。

なにか、買いたい。膨らむストレスに比例し、
購入欲求も膨らんでいきました。
「車検が近かったよな…。」※半年後でした。
「そろそろ乗り換えだよな…。」※不調なし。
「日本経済を回さないと…。」※謎の使命感。

こじつけに近い論理構造を組み立てて、
車に対し購入欲求の矛先を向けました。

論理が立つと、解を求めたくなる。
仕事終わりや休日にホテルにいると、
車の紹介/レビュー/販売情報のサイトを
眺める時間が増えていきました。

もうすぐ一時帰国になろうとする頃、
ボルボV50を見つけました。
私にとって外国車は未経験。でも惹かれた。
車があるのは、埼玉の中古自動車屋。

私が帰国したあとは、東京→福島と帰る。
たまには埼玉を経由したって、変ではない。
経由途中に自動車屋があるのも変ではない。

ただ、時間が合わない。空港着が夕方だから、
経由すると自動車屋は閉まってる時間帯。

ひらめきました。東京には同郷の友人がいる。
会いたいな。いや、あっちが会いたいはずだ。
友人には事情を伝え、妻には友人のことを告げ、
一泊して帰ることに。できた、アリバイ。

翌朝、自動車屋の開店時間に合わせ東京を発つ。
中古車屋に到着、試乗し、家に帰る。
車を買うか買わないか、どうしよう。
家の駐車場に空きは無い、どうしよう。

また、ひらめきました。実家は土地が余ってる。
しばらく車一台を余分に置いても支障ない。
親に仮置きの了承を取る。できた、状況証拠。

材料は整えた。気持ちも整えた。
妻に購入相談する。『欲しいなら買ったら?』
※財布はお互い自己管理。
・・・
しばらくして実家に車が届けられました。

そのとき私は、海外出張中。
次の一時帰国タイミングを利用して実家に行き、
車を入手したのでした。※元々の車は親に譲渡。

妻に購入確定を明確に伝えていなかったので
実家に車があったことに驚いてましたね。
だって、『買ったら?』と言ったじゃない。

海外出張中に車を買った話、でした。

#やってみた大賞

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