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インカムってそこら辺の石でできるらしい。『Dr.STONE 第十話 SCIENCE WARS』~感想日記~

『Dr.STONE 第十話 SCIENCE WARS』

あらすじ(ネタバレ)

後宮の美女選抜に合格したアマリリス、コハク、銀狼のスパイチーム。村へ向かう彼女たちに、千空たち科学チームは連絡用のインカムを渡す。村へ入ってすぐ何かに気付いたコハクは、アマリリスに「15秒つくってほしい」と頼み、村を素早く探索、重要な科学の情報を発見する。その頃科学チームは、石化光線をキリサメから奪うためドローンを作成する計画を立てる。その試作として完成したミニ四駆は、ゲンの思い付きで村にいるスパイチームの元へ送られた。「救難信号やお手紙に使ってね」とゲンから言われるも文字を知らないスパイチームは、絵文字を使って科学チームへ暗号を送る。読解に苦戦する科学チームだが、ゲンの推察により「頭文字をつなげてみれば文章になる」と考え見事解読成功。コハクからの伝言は「プラチナがあった」。それは千空たちがこの村に見つけに来た科学船ソユーズのことであり、プラチナが少しでもあれば復活液を作り石化した仲間たちを元に戻すことができる。有力な情報を手にして驚きを隠せない科学チームなのであった。

感想

本当にDr.STONEって、おもしろい……。そして、すっごい青春。
全人類を石化から復活させる救世主は、ただの科学好きな高校生!でもその千空がどこまでもまっすぐに科学にひたむきで純粋で人を思いやる性格だからこそ、周りの人が彼を支えようと一致団結していく。そして彼の周りにいる青年たちもみんなそれぞれの信念やロマンを抱えて生きているのです!めちゃくちゃ青春。
今回のエピソードで「ああ~やっぱドクストたまんね~~~」と思ったのは、コハクからの伝言を千空が解読した場面。「プラチナがあった」と二人の声が重なるシーン、あまりにも青春すぎて頭が爆発するかと思っちまいました!!!コハクなんて最初科学の「か」の字も知らなかったのに、今や遠くからチラリと見えただけでプラチナと分かるくらいまでに科学に詳しくなってやがる。「そうだ、科学王国建国のはじまりはこの二人の出会いだったじゃん?」とそこまで思いが遡ってしまうくらい個人的に熱いシーンでした。体力ミジンコ科学少年とメスゴリラが背中預け合ってる感じたまらないんですけど???
そしてこれは毎回言いますが、千空先生の隣にいつでもゲンがいてくれてあーだこーだ突っ込んだりリアクションとったりしてくれる安心感。なんでこんなに安心するんだろう?と思いますがきっとそれが彼なりのメンタリズムなのでしょう。現代人ですらついていけない科学のお話を嬉々として続ける千空くん、周りにいる人間たちによっては孤立してしまう可能性だってある。そうでなくたって、ただでさえ全人類を救うという壮大すぎるミッションを背負っているわけで、でもその実、「いつ誰が裏切っても仕方ない」という可能性を捨てきらないくらい賢く、そして自分の人望の厚さに無自覚な純情科学少年千空くん……。そんな彼にいつも「うんうん、わかんないけどなんだかバイヤーでゴイスー!!!」とリアクション取り続けてくれて、千空くんと周りの人のメンタルをいいかんじにしてくれる21才あさぎりゲンさんという存在は偉大すぎるわけですよね。素晴らしいですよね。
本当に、ドクストはキャラクターが魅力的なうえにストーリーが熱すぎる!!!これまで出会った作品の中で一番好きかもしれないってくらい沸騰しています。続きも楽しみです♪

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