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アロイスが帰還した!(複雑)『黒執事Ⅱエピソード10 零(ぜろ)執事』~感想日記~

『黒執事Ⅱエピソード10 零(ぜろ)執事』


あらすじ&結末(ネタバレ)

トランシー家で目覚めるシエルを「坊ちゃん」と呼び、執事として至福の時を過ごすクロード。「僕の前から姿を消せ」と命令されたセバスチャンは森の影からその様子を見つめている。セバスチャンは怒り狂う彼を写真に収めようとやってきたグレルと共にアロイスの故郷を訪れる。「悪魔と契約した少年に自分だけ助けられた」と語る娼婦を突然銃撃が遅い、トランシー家の使用人、同じ顔の三人が表れ戦闘になる。カトラリーと糸ですぐに3人を一網打尽にしたセバスチャンは、シャッターチャンスを与える代わりにグレルのデスサイズで彼らを始末するよう要求。3人の悪魔の記憶が映し出され、アロイスの弟と契約し村を焼いたのはこの3人であることが判明する。また、そこでセバスチャンはシエルとハンナが手を取り合っている光景も目にし「想定外」と屋敷へ猛ダッシュする。屋敷ではクロードが待ち受け、そこで二人は「シエルの復讐が果たされるまで手を出さず、お互いに利用し合う」という契約の薔薇をお互いに破棄する。クロードはシエルとセバスチャンの契約を破るため、その契約の紋が刻まれているセバスチャンの腕を落とそうとし戦闘になるが、突然シエルの声が聞こえセバスチャンは見つからないよう姿を隠すことになる。シエルがセバスチャンの名を呼んでいるのでクロードは「ここにいると気づかれているなら命令に背いたことになり、お前は執事失格だ」と話すが、二人は次第にシエルの様子がおかしいことに気付く。シエルの身体が乗っ取られていると判断しセバスチャンが隠れるのをやめたと同時にハンナが表れ、「あれは旦那様(アロイス)」だと話すのだった。

感想

まさかハンナの喉にアロイスの目があるとは思わないじゃん。「このまま終わるアロイスじゃないよね?」とは思っていたけれど、その通りではあった。みんな、アロイスが帰ってきたよ!
シエルの身体を乗っ取って「セバスチャァン!」と甘えるように叫んでいたの痛々しくて切なかった……。自分があんだけ甘えて依存してたクロードの名前を叫ぶんじゃなく、シエルの見た目をしていれば一番確実に自分を優先してくれるであろうセバスチャンの名を呼ぶあたりが、大人の心を読み世渡りしてきたアロイスそのもので胸が痛すぎます。アロイスにとってはいまだにセバスチャンが弟を殺した復讐相手だって認識なのによ……。しかも本当の復讐相手である3つ子?悪魔はセバスチャンによって成敗済みだしさ……。二期、世界がアロイスに対して残酷すぎるんよ……。
しかしまあクロードさんのよくお喋りになること。シエルの魅力について早口で語った後に尊さのあまり窓開けて発狂しちゃうあたり本当に健全なオタクって感じで若干親近感は湧きましたけど、やっぱり長年悪魔やってると気が狂っちゃうのかしらね。
クロードさん、最初の頃はアロイスに対しても「矛盾が魅力」って語っていたのにシエルが表れた途端に「純潔こそ至高」みたいになっちゃって、もしかして隣の芝が青く見えるタイプですか?ここにきてアロイス旦那様への執着を露呈させているハンナは「矛盾が魅力」タイプを貫いているのかもしれない。いやでも、アロイスの魂が食べたいだけならわざわざシエルの身体に憑依させず指輪を奪えばいいだけだから、何か他に考えがあるのかもしれません。またまた次回が気になります!

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