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面白い本・好きな本

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本のジャンルは関係なく気になるものから手当たり次第に読むスタイル https://booklog.jp/users/miumichimia
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#マンガ感想文

面白い本・好きな本|その時、誰かに薦めたいマンガ[葬送のフリーレン、ブルーピリオド、BEASTARS]

すすめられたことは、ひとまず試す 自分のアンテナなんて、思っているほどいいわけない。自分のものさしだけでは計れない。そんなに簡単にものごとを決めるつけることはできない。 偏見をもたず、まず試す 「ここいいよ」「これすごくおいしかったよ」「これめちゃくちゃ面白い本だよ」と、人が熱心にすすめるものは、たとえ自分の趣味や好みと異なっていたとしても、できるだけ試す。 ときには失敗することもあるけれど、それでいい。実際に体験して、自分なりの答えを出すことに意義がある。 「人が

面白い本・好きな本|芸術の世界を覗いてみる?[秘境の藝大、群青の漫画、楽園のカンヴァス]篇

古代日本の色の概念は、4原色だった その色とは「赤」「青」「黒」「白」の4つ。なぜなら、この4色だけは形容詞としても使える色だから。 「赤い」「青い」「黒い」「白い」 「黄い」と言わないし、「緑い」とも言わない。形容するときは「黄色い」「緑色っぽい」と“色”をつけて表現する。さらに、2つ重ねて表現できるのもこの4色のみ。「真」をつけるのもこの4色のみ。 「赤々と」「青々と」「白々と」「黒々と」 「真っ赤」「真っ青」「真っ白」「真っ黒」 紅白が対の概念になったり、緑の

面白い本・好きな本|『こち亀』は現代の浮世絵であり水墨山水画?篇

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、通称『こち亀』 言うまでもなく、とっても有名な少年漫画で、1976年から2016年までの40年連載されたすごいやつ。そして、唯一所有している大好きな漫画。 小学校の時に、当時最新刊だった76巻を購入してから、お小遣いで少しづつ買い続け、高校の時に全巻揃う。その後も気づいた時に買い足して、全200巻が本棚に並ぶ。 そんな思い入れのある大好きな「こち亀」が、現代の「浮世絵」であり、「水墨山水画」でもあるのでは?という話。。 浮世絵 と こ