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面白い本・好きな本

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本のジャンルは関係なく気になるものから手当たり次第に読むスタイル https://booklog.jp/users/miumichimia
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#YOASOBI

面白い本・好きな本|その時、誰かに薦めたいマンガ[葬送のフリーレン、ブルーピリオド、BEASTARS]

すすめられたことは、ひとまず試す 自分のアンテナなんて、思っているほどいいわけない。自分のものさしだけでは計れない。そんなに簡単にものごとを決めるつけることはできない。 偏見をもたず、まず試す 「ここいいよ」「これすごくおいしかったよ」「これめちゃくちゃ面白い本だよ」と、人が熱心にすすめるものは、たとえ自分の趣味や好みと異なっていたとしても、できるだけ試す。 ときには失敗することもあるけれど、それでいい。実際に体験して、自分なりの答えを出すことに意義がある。 「人が

面白い本・好きな本|人類史に刻まれた移動の軌跡[10万年、1万年、1000年、100年]

日本語のように聞こえる英語 YOASOBIの新曲『アイドル』が、国内外問わず大ヒット。先日、英語verも公開され、印象的な訳詞があったので、いくつかまとめ。 “日本語のように聞こえる英語”を意図したものだけど、「響き」だけでなく「意味」も合わせているからおもしろい。たまたま、訳詞を手がけたKonnie Aokiのインタビューがあったので、こちらもメモ。 昨年の藤井風『死ぬのがいいわ』は、東南アジアで火がつき、その後、中央アジア→中東→アフリカ→東欧→西欧、と徐々に西へ移

面白い本・好きな本|芸術の世界を覗いてみる?[秘境の藝大、群青の漫画、楽園のカンヴァス]篇

古代日本の色の概念は、4原色だった その色とは「赤」「青」「黒」「白」の4つ。なぜなら、この4色だけは形容詞としても使える色だから。 「赤い」「青い」「黒い」「白い」 「黄い」と言わないし、「緑い」とも言わない。形容するときは「黄色い」「緑色っぽい」と“色”をつけて表現する。さらに、2つ重ねて表現できるのもこの4色のみ。「真」をつけるのもこの4色のみ。 「赤々と」「青々と」「白々と」「黒々と」 「真っ赤」「真っ青」「真っ白」「真っ黒」 紅白が対の概念になったり、緑の