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▼アニメ魔法少女まどか⭐︎マギカ▽

アニメ「魔法少女まどか⭐︎マギカ」はアニメ制作会社、シャフトによって今から10年ほど前に放送されたアニメ作品です。

これまで10年以上、様々なアニメ作品を観てきましたが、その中でも最も好きな作品の1つです。

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あらすじ

架空の都市、見滝原市に住む女子中学生の『鹿目まどか(主人公)』。ある日、彼女の通う中学校に『暁美ほむら』という少女が転校してくる。まどかはほむらと初対面のはずだが、転校初日、まどかはほむらから「周りの人を大切に思うのであれば、今とは違う自分になろうと思うな」と謎の忠告をされる。その後、まどかとその友人『美樹さやか』は魔女と呼ばれる化け物に襲われてしまう。危機に瀕していた2人だが、魔法少女である『巴マミ』に救われたことにより、まどか達は『キュゥべぇ』という謎の生き物と出会う。そして、まどか達はキュゥべぇから「僕と契約して魔法少女になってほしい。」と魔法少女への勧誘を受けることになる……。

あらすじは以上ですが、ここから先、軽いネタバレを含みますのでご注意ください。
















画期的なストーリー展開

まず初めに、この作品は全体を通してシリアスなストーリー展開になっています。監督は「PSYCHO-PASS」や「Fate/Zero」等、鬱展開で有名な虚淵玄さんが手がけており、終始暗い内容です。

あらすじや、1話・2話まで見ると、魔法少女ものの王道パターンの様に見えると思います。主人公が謎のユルい生物に勧誘を受けて魔法少女になり、皆を幸せにするために仲間とともに敵を倒していく…。有名な女児アニメ作品「プリキュア」などはこのパターンが多いと思います。

しかし、本作品では3話で視聴者の予想を裏切り、急展開を迎えます。この3話のインパクトが大きすぎたために、『マミる』という言葉がネット上に誕生してしまう程でした。(『マミる』を検索にかけるとネタバレ&残酷な表現が出てきてしまうのでご注意ください。)

また、本作品は普通に登場人物が死にますし、ラストは人によってはバッドエンドと捉えられてもおかしくはない終わり方を迎えます。

このように、本作品は魔法少女ものの王道パターンを全てぶち壊しています。それまであった「魔法少女は強く優しく、輝かしい存在である」といったイメージを覆した、画期的な作品であると思います。

このアニメ作品がヒットしたのを機に、ダークな魔法少女作品が増えたように感じます。(「結城友奈は勇者である」「魔法少女サイト」「魔法少女特殊戦あすか」等)

それほど、後の作品に大きな影響を与えた作品であると言えます。

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ジャンル

本作品はジャンルとしては魔法少女ものではありますが、SF要素が強く、また、哲学的な要素もあり、深く考えさせられる場面が多々あります。「見返りを求めずに人を救う」ことの重さ、全のために個を犠牲にすることの是非等。

このためか、戦闘場面はもちろんありますが、主に登場人物の心情に焦点が当てられており、そちらをメインに描かれている印象を受けます。

このため、激しい戦闘シーンや、強敵との戦い、仲間との熱い絆などを観たいとされている方には、あまりおすすめできない作品かもしれません。



舞台設定

また、個人的には本作品の舞台である、見滝原市という架空都市の設計もかなり凝っており、興味深いものになっています。

見滝原市の設定は、地方都市ではあるが近年になって都市開発が進められ、最先端技術も数多く導入されている近未来型都市ということになっています。公共機関から一般家庭までタッチパネルが一般化しており、また、登場人物たちが通う市立見滝原中学校は電子黒板や床収納式机などの最新設備がされています。一方で、作品内の一部建築物はアメリカやヨーロッパなどに実在する建物をモデルにした、日本離れした景観で描かれている箇所もあります。 こうした背景が本作品をより魅力的に感じさせてくれています。



魔法少女まどか⭐︎マギカは、上記で挙げたこと以外にも魅力的な部分がたくさんある素晴らしい作品です。

私は、そんなお気に入り作品の新作をまだかまだかと待ち侘びていた訳ですが、

なんとこの度…

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魔法少女まどか⭐︎マギカの新作映画発表がありました!!!!

これは本当に嬉しいです。アニメ放送から10年、前回の映画から8年経ち、ようやく新作……!

時期は現段階では未定とのことですが、公開されたら必ず劇場に足を運びたいなと思っています。

今からかなり楽しみです♪


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