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雨の朝は珈琲の香りを漂わせて



明け方から降る雨の音

雨の日の朝はうまく起きられない

頭も痛いし、関節が熱をもつ
頭はしっかり起きているのに
体を起こせないのが悔しいのです

“体の変調は仕方ないもの”

そう割り切れない日もあるけれど
今朝は、雨の音に耳を澄ませて
しっとりとした朝を楽しもうと思えた

毛布にくるまって、窓の方を眺めて
降る雨の音に耳を澄ませてみる

しとしと降る雨の音
濡れた地面を走る車の音
水気を含んだ足音

すりガラスの窓に映る空の色はねずみ色

気づけば二度寝をして
もう起きる時間.

少しどんよりとしてしまう雨の朝

だけど、雨の日の朝の珈琲の香りは格別です

しっとりとした空気に
こっくりとした香りがよく似合う

薄暗い部屋の中、間接照明をつけて
珈琲を淹れるオットの姿がすき.

ぽたぽたと珈琲淹れる
珈琲を淹れるオットの手


 
足取りの重い日は
無理に前へ前へと進もうとせず
一歩を大切に踏み出してみる.
 
 

 
Written by miu
⌇内向型HSP⌇言葉と本が好き⌇
⌇趣味はカメラと珈琲⌇

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