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24.デンマークの秋とハロウィンの思い出

めちゃんこ久しぶりの更新。

暑い夏が続くと思ったら、グラデーションも何もなく肌寒い秋が来ましたね…。今回は、デンマークの秋とハロウィンについて語ります。

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北欧デンマークに渡航したのは2019年夏。ついて早々、明るい北欧の夏を満喫していたんですが、秋になるといきなり牙をむかれました。

「日照時間が短くなる」ってことは聞いていたんで覚悟していたんですが、快晴の日が多くカラッと完走している夏に比べて秋はほぼ曇り、小雨でめちゃんこ風が強い…。しかも湿度高い…。

『北欧の夏がとても楽しい』っていうのは日照時間だけでなく、天気も関係しているそうです。先に言ってよデンマーク…。

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ただでさえ日照時間少ないのに、曇りがちなせいで日中もなかなか太陽を浴びれません…。

まぁ、アウトドアクラスではそんなの気にせず、風速が15m/sのそこそこ強風で雨でもハイキング決行してたんですけどね。

1日のどこかで小雨も降るので、雨が降ってもいちいち傘も差しません。さすがバイキングの子孫。ワイルドだなぁ。

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装備レベルを上げて秋のハイキング楽しみました★先生なんて結構寒いのにいきなり裸足で駆け出して挙句海に入ってくのでワイルドさの格の違いを見せつけられました。

それぞれ冬季鬱を避けるために照明やキャンドルを準備していました。冬季鬱って日光を浴びる時間が少なくなることで物理的に自律神経調整する系のホルモンが分泌されなくなって気分が落ち込むんですよね。

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北欧の照明が人気で有名な理由って、冬季鬱を回避するためにいろんな種類の照明を使うからなのかなって思ったりしました。

さて、寒くて暗い冬の前哨戦のデンマークの秋は、ハロウィンを楽しむことでサバイブするそうです。

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散歩してたら各ご家庭の玄関でハロウィンの飾り付けをよく見ます。

デンマーク的には異文化のハロウィン。元々2月に北欧版ハロウィンのファステラウン(Fastelavn)があるんですが、楽しめるイベントがあるならどんどん異文化取り入れて楽しんでやろうスタイルだそうです。こういうところは日本に通じるところがありますね。

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フォルケホイスコーレでもハロウィンパーティがありました。みんな準備も仮装も飾り付けもガチです。ちょっとついていけないくらいにガチです。

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みんな思い思いに仮装して、ハロウィンディナー楽しんで歌って踊ってオールナイトでパーリィします。

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ちょっとテンションについていけなかったので、超絶地味な仮装をしてディナー楽しんだあとはクラブハウスから距離をとって引きこもってました(笑

こういう『楽しいこと』を探して全力で楽しむのが『幸せの国デンマーク』の所以なのかもしれません。そういうガツガツする感じは嫌いじゃないので、日本に帰国してもガツガツ楽しいことを見つけて挑戦してます。

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日本に帰国してからは、せっかく学んだデンマーク語を忘れたくないので知人に日本語勉強中のダニッシュ女子を紹介してもらって、週に1回日本語デンマーク語交流をしています。お互い頑張って日本語/デンマーク語を話して発音や文法、にた単語などを教え合ってます。

週に1回この女の子にデンマーク語を褒めてもらうのをモチベーションにデンマーク語学習続けてます(笑

さて、毎回テーマを決めて話すんですが『秋』をテーマに話した時の温度差がすごくて「デンマークの秋」を思い出して大変なんだなぁと思いを馳せていました。

『快晴の日が多くて明るい夏』と『暗くて寒くてサバイブするのに必死な冬』以外興味のない感じが、デンマーク語にも表れていてなかなか面白いです。

夏(sommer)と冬(vinter)はそれぞれちゃんと名前があるのに、春は「年の最初の方だよね」っていう「forår(before year)」、秋は「年の後の方』をさす「efterår(after year)」っていう造語しかないからね…

それでは今回はこの辺で。Vi ses!


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