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第6回.分析ソフト比べてみた‼ "前編"

①怒涛の3か月…

 リーグが終わって早3か月になろうとしています…。Vリーグファンの方々なんかはもう既にロスが始まっているんではないでしょうか??笑
えー、私自身はというと、リーグが終わった翌週に大学の卒業式→新社会人 という流れでここまで3か月間走りっぱなしでした( ノД`)
やっとここらで落ち着いてきたかな~という感じで今noteを書いています。

②早く本題入れよ!!

 という声がそろそろ聞こえてきそうなので早速本題へ入ります(〃▽〃)\

実は兼ねてからずっと書きたい内容がありました。
前から私のnoteを見てくださっている方がおられたら、あぁ懐かしいね‼って思うかも…。
皆さん、私がバレーボールの分析ソフトについて書いた記事を覚えておられるでしょうか??笑

↑ はい、これです笑
”まだ読んだことないよ~(-ω-)/ ” って方や、バレーボールやってる方で、”分析ソフトって何使ってるの~” って方、”どんなこと書いてたか忘れた!!” って方、是非1回覗いてみてください( ̄▽ ̄)☆
さて、今回は何を題材にするかと言いますと…
        『分析ソフト比べてみた‼』
やっとタイトル登場からの、何ともYouTubeに出てきそうな文言で…笑

タイトル通り、”比べる”ということは分析ソフトの対象が2つあるということです。
ではここから本文に入っていきます!(やっとかい!ってね笑)

③所属チームでの分析ソフト

  今現在、私が所属しているチームの「奈良ドリーマーズ」で使用している分析ソフトは”Date Volley4”でした。バレーボールをしている方なら一度は聞いたことがあるかもしれませんね!
ここで上のリンクに貼った記事をご覧くださった方なら分かるかもですが、私は大学4年生から”VolleyStation”ユーザーでした。ですから約1年ぶりにDate Volley4を使用して分析を行っているということになります。
短期間で2つのソフトを使用したことで、互いのメリットや逆にデメリットも見えてきましたので、今回は思い切ってそこをピックアップしてみようという内容です。

④2つのソフトの比較

 前述したようにこれまで私が使用してきた”Date Volley4””VolleyStation”という2つのバレーボール分析ソフトを比較して、それぞれのメリット・デメリットについて挙げていこうかと思います。
 ただし、あくまでもたかがアナリスト歴4年・23歳の若造の見解となっておりますので参考になるかは分かりませんし、これが100%正しい!なんてことは絶対ないので、その辺はよろしくお願いします…。

・比較項目

全部で5個の項目から比較してみようと思います。
1.データ入力のしやすさ
2.スプレットシート
3.ビデオ分析
4.仕事効率
5.デザイン性


1.データ入力のしやすさ

 まずは1つ目の”データ入力のしやすさ”ですが、この観点に関してはDate Volley4もVolleyStationも大差ないです。
なので、大学4年生の夏にDate Volley4 → VolleyStationへ移行した際はすぐに実践で使用することが出来ました。
 ただ、今シーズンの私が行った” VolleyStation → Date Volley4 ”へ移行の場合は少しばかり注意が必要かもしれません。
というのも、VolleyStationはDate Volley4に比べてメンバーチェンジの際にEscキーを開いて入力するという手間がなかったりなど、便利なところが多いので、Date Volley4に久々戻った時には手こずってしまいました💦
所謂、「あれ!どうやってやるんだっけ!!」現象です笑

2.スプレットシート

 データ分析をする際に必ず必要なスプレットシート。
ここはそれぞれに特徴が出るかもです。。

:Date Volley4

 Date Volley4の場合、自分でカスタム可能なワークシートと、スパイクコースや各スキル・選手別で分析したいときに見るシートでデータの分析を行います。
 特にスパイクコースを見る"ディレクション分析"は、評価コード(#:決定、=:ミス など)がコースの側に表示されます。アナリストが普段から入力するときに使用する評価コードなので分かりやすく、選手にも説明がしやすいです。
また、このスパイクコースはコーン表示もできるので、特にディガーからすると重宝されるデータになってくるかと思います。実際、私が今まで見てきたディガーの選手たちは"コーン表示の方でデータ出してくれたほうが良い"tという意見が多かったように思います。

ある選手のトータルスパイクのうちのTipだけを抽出したもの。
Tip7本のコースと、そのコースの側にそれぞれの評価が出るようになっている。
コーンで表示したスパイクコース。


 ワークシートに関しては、元からデフォルトの物が入っているわけではないので、(初めは自分で作れないし)知り合いのアナリストさんとかにシートを貰ったりしないと分析は難しいかもです…。私も沢山の先輩アナリストさんに助けて頂きました( ノД`)

:VolleyStation

 VolleyStationの最大の特徴は、ワークシートは勿論、ディレクション分析やセッター分析などを全てスプレットシートとして自在に作れるところです。Excelで関数を使用して式を作るときのような形で作成していけば、自分の欲しいデータを自分の想像通りに作り出せることが出来ます。
ということはシートのデザインも自在なわけなのでセンスも問われます…笑
他人が見て見やすいシート作りというのもアナリストには必要なスキルになってくるというわけです笑
 さらに、Date Volley4ではディレクション分析としてスパイクコースが線(コーンでも出せます)で表示されていましたが、VolleyStationではヒートマップで表示することもできます。

ライトからのスパイクコースをヒートマップで表示したもの。
ストレートとインナーの2コースに打ち分けられていることが見て取れるが、
ここから映像とも照らし合わせながら打ち分けの要因として、相手サイドのブロック位置や
守備隊形などを確認し、対策を組むことが多い。

このヒートマップでコースを表示できることはVolleyStationの強みであると思います。実際にリーグでも使用しましたが、監督やコーチ陣たちとブロックコースを絞る時やディグ位置を考えるときに良い資料になりました。
しかもこのシート、自分で1から作ってないんです!
というのも、VolleyStationは元々デフォルトとして入っているスプレットシートの数が多く、それぞれに特化したシートが入っているので、すぐにデータ分析が可能です!
正直、めっちゃ助かりました…笑


・後編へつづく


 ということで、この記事だけで終わらそうとすると5000字を超えそうなので前編と後編で分けさせていただきます笑
ここまで前編を読んでくださりありがとうございました。
もし良かったら次回の後編も読んでくださると嬉しいです!!


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