おれの徒然〈17〉「ギターの悲劇」篇
4時10分に起きる。朝餉の支度。うたた寝。4時43分まで寝てしまう。朝餉。蕎麦は不味かった。眠れない。時間だけがたっぷりある。ようやく6時まえ。あと2時間半だ。ひと眠り。折坂悠太がでる夢を見た。8時まえに起きる。入金確認。まずはネットで買う食糧から。プロテイン、リンゴ酢、トマト鍋の素。それから貯金代わりにギフト券を¥10,000分チャージする。8時45分に外出。業務スーパーへ。鶏胸肉⁵、燕麦³を買って帰る。荷解き。休憩。総計が¥23,000として、あと¥6,039遣える。あとは燕麦¹、鶏胸肉¹、チーズ¹、乾燥わかめ²、卵⁵ぐらい。あとはダイエーでトマトジュースだ。作業所から電話を待つことにして、ウェブカメラとマイクスタンドを注文した。それにしても腹が減った。なにか口にしたいが俎板もないと来る。買い喰いしながら、またしても業務スーパーへ。卵は4つにして、チーズ一袋追加。背嚢の金具が肩に喰い込んで傷む。おれは性急で買いものの回数を渋ってしまう。一気に物事を解決しようとしてしまう。だからいつもキツい眼に遭う。映画『Stop Making Sence』のパンフレットが届いた。帰って荷解き。昼餉に燕麦。休憩。
12時、ギターを抱えて三宮へ。センター街に乞食がいた。小雨のなかで坐ってる。うなだれてる。からっぽの器がさみしい。頭頂部が禿てる。島村楽器にて弦高調整を依頼するも、ボディが膨れてるので修理が要るといわれた。幾らかかるのかもわからない。ネットとスマホの料金を払う。洗濯代¥700と、折坂悠太CD代¥4,400を現金で持つ。帰りにダイエーでトマトジュースとジンジャーエールを買った。あとで緑茶とトイレットペーパーが要る。俎板、匙、下着を100均で買った。室にもどって荷解き。ギターのリペアについて調べる。保証期間があったはずだとおもい、NAGIに問い合わせメッセージを入れる。ほかにもトップの膨らみにいくらかかるかを見るが、「買い換えるしかない」とか、「金の無駄」とか、絶望的な結果ばかり。仮に¥15,000~20,000超えるようだったら諦めて安いギターを買おう。またぞろLAGにするのもいいかも知れないし、なんならヤマハでもいい。とにかくこの状況下であまり買いものはできない。Amazonでヤマハを下見。「STORIA I」がいい。¥48,000ぐらいするけど、見た目好みなやつに出逢った。ギフト券貯金で買いたい。残りの燕麦を喰って12分のバスは見送った。24分のに乗れればいい。
その通りバスに乗った。受付。すぐに診察。シルキーポアドレッシングという絆創膏みたいなものを薦められたが、病院でカードは使えないのでやめとく。しばらくはガーゼを二分割して使う。歩いて薬局まで。長い待ち時間。またしても一部薬の在庫なし。ダイエーでトイレットペーパーを買って帰る。強い失望感がつづく。腰痛もつづく。腹痛までする。まだ3月に買ったばかりのギターが無用になるとは。最初から名のあるメーカーのものを買っておけばよかった。LAGでさえ島村で取り扱いがあるのに、それもないギターを買うんじゃなかった。これからが活躍という時期になって問題が表面化しやがった。赦しがたい。過去に遡ってじぶんを撲りたくなる。こんなはずじゃなかった。
腹いせにならないがエロ動画を買った。¥980也。まだFANZAではVISAが使える。シルキーポアドレッシングはAmazonにあった。作業所へ電話をしたが、もうだれもいないようだ。16時を過ぎてる。とおもってたら電話。M女史と話す。なんの慰めにもならない会話をする。世界がひとつ終わったような原感覚を憶える。音楽への夢と試みがまた遠のいた。どうしてこんな眼に遭わなくてはならないのか。たぶんNAGIは引き取って、その足でBOOK OFFへ二束三文でFUCK OFFするしかなさそうだ。だれか、おれにAmazonギフト券を贈ってください!!!
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