見出し画像

「GeForce NOW」のマーケティング戦略について

GeForce Nowとは?

ソフトバンクが提供する国内向けクラウドゲームサービスです。
ゲームで遊ぶときに発生する負荷がかかるデータ処理を
「GeForce NOW」のサーバー側で行った上でストリーミング配信するため、
高負荷な処理ができないパソコンやタブレット、
スマートフォンなどデバイスの種類を問わずに、
高性能を要求するゲームがいつでもどこでも楽しめるようになるとのことです。
GeForce Nowサイトより引用。

GeForce Nowの特徴とは?

一番大きな特徴は、「Steam」という海外や日本のPCゲームをダウンロード販売しているプラットフォームと連動していることです。
有名なゲームだと“7days to die”や”FF7”などがダウンロード販売されているのですが、
高性能なCPUやグラフィックボードが要求されることもありデバイスの性能と相談してプレイする必要がありました。
このデバイス問題を解決してくれるのがGeForce Nowです。このサービスを利用することでデバイスの種類を問わず、対応しているゲームで遊ぶことが出来ます。
※事前登録すると利用料金が割引になります。
※利用料金は、月額1,800円(税抜)
※ユーザーがプレイしたいゲームは有料タイトルの場合は個別に購入が必要。

「GeForce Nowのマーケティング戦略について」

ゲームタイトルは技術の進歩によってデバイスに求める性能が上昇しています。
そこで、故障リスクのある高額なパソコンなどを購入するよりは、月額の利用料を払うことでゲームをしたいユーザーをターゲットにして作られたサービスだと仮説を立てています。

202004人口

※総務省統計局のデータより引用。
10~39才までの男女計=37,910,000人の内、ゲーム人口を20%と仮定すると、
7,582,000人がターゲットになります。
利用料金1,800円(税抜)×7,582,000人=13,647,600,000‬円/月の収益になり、
ゲーム環境を作ることでこれほどの収益を上げる可能性があります。

「なぜソフトバンクがこのサービスを提供するのか?」

日本の総人口が1億2622万人に対して携帯電話の契約数が1億7308万台とのことで、その普及率は137.1%となります。
携帯電話キャリアの一角を担っているソフトバンクですが、ここまで普及している今、事業方針として契約件数を増やすのは無理があるはずです。
だからこそ、電話つまりスマホを使ったサービスの充実を図ろうとしているのではないかと考えました。
YouTubeなどではゲーム動画の配信が活況で、動画を見てゲームをするユーザーもいるので、ソフトバンクとしてはゲームユーザーを取り込み、ゲーム環境によって収益の柱を作ることが目的ではないかと考えています。

「まとめ」

GeForce Nowは国内向けサービスですが、ゲームプラットフォームは国境を越えられるので、需要によっては世界中をターゲットに広めていく可能性もあると思います。

サポートありがとうございます。Mityu-kaを成長させて皆さんに恩返しができるように役立てていきます。