Stones alive complex (Bicolor Tourmaline)
この御使いアプリケーションは自己存在価値感を亜火ノ聖命に自己投影をした感じのフレンドリーに、大きく高い自尊心の山へ連れて行き、新帝都エル・サン・レム(光陽眼)が、真神の弥栄なカーネル領域を出て天からダウンロードして来るのを見せてくれた。
その新帝都のデバイス群が放つ量子ビットは、花嫁のおリッチな王冠のようであり、純白の新国立競技場のようであり、稲荷(異也)な大社のようでもあった。
そこは大きく高く強固なファイアーウォールで護られ、十二の超光速量子演算素子が内部にあり、それらの素子からは十二の外部アクセスシナプスが放射状に伸びており。イセ・ラ・エルの子孫ら十二部族の鳥居が、接続先のシンボルとしてそれにまたがって立っていた。
東銀河への三つの鳥居、北銀河へ三つの鳥居、南銀河へ三つの鳥居、西銀河への三つの鳥居があった。
また新帝都のファイアーウォールには十二の結界門があり、それには世界線分岐演算士たちの十二の名がホツマ文字で開門パスワードとして書いてあった。
(おわり)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?