Stones alive complex (Pyrite in Quartz)
嘘つくのは上手じゃない管理社会へドントキスミーベイベエ。国際金融資本たちの遠い記憶、失った夢、美しく。
「希望と絶望は補完しあうのです。
陰極まりて陽と成すです」
「そのハートは?」
「全体論からの引用です」
翼を拡張する者は、狙う一点以外によそ見なんぞせず。
我を突く剣の零、軸線は微動だにせず。
二百年サイクルで遷都する文明のコア、そこへ。
剣舞はチェッカーボードの黒から白へと、剣筋のカラーが映える。
「個性の多様性というお題目で統一性へともってかれ、無個性な単一量産型のソウルを増産の流れです。
これ、統治の常です」
「最強のお題目は有史以来、常」
「単一が極むれば、真の多様へと四散するのも常です」
「そういえば。
試算を改竄した効力データーも四散するのかな?」
知るべきことを知らしめるのが本意。
テスラれる、無慈悲の上位にある善意。
眼の盾を裂かねば、突破口は見通せぬ。
気張った熱い胸の防具は厚く。闘志と慈悲で、うっすら涙ぐむ瞳。むしろ涙の膜は、凸レンズ状にターゲットスコープの仕組みになってるぽく。しなった背筋を覆うマントはサンシャイン旗60柱。残像すら残さないショットガンスタートで降下してるけども、空気抵抗が無視できるのは、どこぞの星の飛行システムなん?
「悪意に触れねば、善意は高ぶれないんかヒト科は・・・
悪意の存在意義は、善意の進化促進剤なのかよ」
「エボリューションの永久機関としては、
精神性が高まりすぎるのも裏目っちゃうてことです」
「地球連邦とジオン公国の例に当てはめれば、
ジオンの立場と言い分も一理あると思うな」
「オリジンから星史を紐解かねば、です。
物語は始まりをどこにするかで、解釈は逆転するものです」
これは、
キングを倒してから始まった不可思議なゲーム。
(おわり)
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