夢との向き合い方。建築家の夢から違う夢へ
私にとって20代、30代の夢は建築家になることであった。20代は設計事務所、ハウスメーカー、30代は建設会社に勤めながら建築家になりたい夢を捨てきれず建築コンペなどにチャレンジしていた。
しかし、40代になり残りの人生を考えたときに、今のままでは建築家になることは難しいと思うようになった。ここで私のいう建築家の定義とは安藤忠雄、コルビュジェのようなスター建築家のことである。自称建築家ならば誰でもなれるわけだから。
大学教員と兼業の人も建築家とは言わない。あれは建築家ではなく