【確定申告・保存版】無職・無収入の人は申告が必要?実は、別の申告が必要!
4月15日で、令和2年度の確定申告の時期が終了しましたね。
今回は備忘録も兼ねて、1年間無収入の場合はどうしたら良いのかを紹介します。
★この記事がオススメの人
ネットの情報が錯綜していて、どの情報が正しいのか分からない
無収入だったら申告はいらないんだよね?と思っている人
知識として知っておきたい
持ち物って何が必要なの?
申告に掛かる所要時間はどのくらいなのかを知りたい人
以上の人にオススメの記事です。
無職の人って確定申告が必要なの?
結論から言うと、1年間完全に無収入の人は確定申告の必要はありません。
ただし、年の途中から会社を退職した人は必要です
12月末より前に会社から給料を得ていたり、副業やアルバイトで収入があった人は確定申告が必要です。
11月末で退職し、12月中は無収入
1~3月ころは働いていたが、4月~12月まで無職、など
収入が無ければ何もしなくていいの?
市民税の申告をする必要があります
確定申告をしない人は、管轄の市役所で市民税の申告をする必要があります。
この期間が注意が必要で、確定申告と同じ期日までになっています。
いつでも良いわけでは無いので、気を付けて下さい。
なんのために必要?
所得の報告と、それを元にして来年度の市民税が決定されます。
つまり、申告をしないままだと本来よりも高い金額が請求される可能性があるんです。
面倒に感じるかもしれませんが、自分の支出を減らすために申請をオススメします。
関わっている手続き3種類
実は、確定申告時期に関わってくる手続きは3種類あります。
①年末調整…会社に勤めている人が会社で行なう
②確定申告…所得のあった人が税務署で行なう
③市民税申告…所得が無く、年末調整・確定申告をしていない人が市役所で行なう
年末調整、確定申告をしている人は、税務署から市役所に情報が渡されるので市民税の申告が必要ありません。
なのでザックリと解説をすると、①、②をしていない人は③をする必要がある。という流れになります。
市民税の申告方法
※一例になるので、事前に電話で管轄の市役所に必ず確認をして下さい。
※現地へ行く場合は市民税課の窓口に行き、「市民税の申告をしたい」ということを伝えましょう。
申告の持ち物は3点!
①各種控除書類
1)個人年金や生命保険に加入している人は、各会社からのハガキ(「生命保険料控除証明書」など)
2)国民健康保険、国民年金の支払いが分かる領収書
※「国民健康保険税納付済額通知書」というハガキが届いている場合はそれを利用できます。
②マイナンバーカード
マイナンバーを記入する欄があります。
③印鑑
書類に押印が必要です。(シャチハタ以外の印鑑です。)
その他:通帳は必要無し
確定申告と違って特に還付があるわけでは無いので、通帳は必要ありません。
所要時間はどれくらい?
待ち時間はその日によりますが、窓口での手続き時間自体は5~10分ほどでした。
市役所自体が混んでいなければ、すぐに終わらせることが出来ます。
感想
今回、ネットで確定申告が必要と書いてあったので税務署に行って来ましたが、結果的に市役所で市民税の申告をすることになりました。
二度手間三度手間になってしまったので、同じことをしてしまう人が減ることを願って、今回は記事としてまとめました。
補足として私の状況は、
1年間完全に無収入
生活費は貯金と失業保険でやりくり
源泉徴収票は無し
保険料控除は有り
という状態でした。
市民税の申告自体は簡単にできるので、現地に行く前に電話確認をしてみて下さい。(不親切な人だな、と感じたら他の詳しい担当者に代わって貰いましょう。)
まとめ
★この記事のまとめ
1年間無収入の場合、確定申告は必要無い
しかし、市民税申告が市役所で必要
期間は確定申告と同じ期間内
持ち物は各種控除書類、マイナンバーカード、印鑑の3点
申告の所要時間は5~10分ほど
今回は、確定申告の時期に無収入の場合や無職のときって何をすれば良いの?ということを記事としてまとめました。
この記事が、疑問を解決するお役に立てれば幸いです。
では、今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
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