引越した話。
そういえば最近引っ越しましてね。
興味ない?
まぁそう言わずに。茶でも一席(?)
昔通っていた高校の近くなんですよ。
高校生の頃から騒がしい同級生やら変わっていく同級生やらに合わせるのが非常に苦手でして。
高校の周りをお散歩したりなんかして。
その頃から気になっていた場所に、今住んでいる。
わお、何という偶然。
たまたまタイミングよく賃貸の空室情報見てたっていう。今思うとすげー偶然だな。
すごく良いところだから、下手すりゃ一瞬で消えていたかもしれない情報だったのに。
で、何がすごいって。私の一族、なんやかんやでこの辺に縁があって。
親戚の数人がこの近くの学校に通ってたんですよね。というかもはや住んでたし。
なんなら親戚のお墓もあるようで。
わお、偶然が重なりすぎている。
これは惹かれるわけだ。
まぁ、こんなものは私が都合の良いように結びつけているだけ、のようにも思うけど。一方で事実だから仕方ない。
それまでの賃貸が隣接住人やアパートの作りのしょぼさ、周辺環境から全てがやかましくて仕方なかったのだけど、
今回のところは概ね良い。むしろ良すぎる。ちょっとだけ音が気になるといえば気になるが、まぁ仕方ないかなってレベル。
こんなところに巡り会えて本当によかった。生きてきてよかったなと思う。大袈裟だけど。
今回の引越しの件もそうだけど。
最近思ったことがある。
一つのことをやり始める時、上手くいくまでに2回くらいはフツーに失敗する。
仕方ない。
その後くらいに上手くいく。
なんかこんな感じだな。最近の人生は。
だから、とりあえずやってみるしかない。
やるまでに情報収集や勉強も必要だけど。
ある程度までいったら、あとは動きながら走りながら考えるしかない。軌道修正しながら進めていくしかない。
どうしても上手くいかなかったら根本から直すしかないが、それも恐れない。
そうするしかないし、だからやれることの幅が広がっていくんだなぁ。
大方のまともな人は、きっと学生時代に気づいているんだろうね。
わたしゃそんなまともな人ではないから、今がきっと青春と冒険の真っ只中なのさ。
高校の時に、一般的なルートでそのまま機械メーカーや自動車メーカーに勤めていたら、今どんな人生だっただろうか。
きっとそれはそれで理想的な人生だったのかもしれない。でも、当時の自分自身の幼さを考えると、どっちにしても辞めていたのかも知れない。それも否定できないし、だったら今と変わらなかったかも知れない。
そんなことを、かつて通っていた高校の近くに引っ越して、なお思うのだった。
まぁ、たかが人生、そんな堅苦しく考えるなってことだ。
と、高校生の自分に言い聞かせてやりたい気もする。
とはいえ、駅のホームで謎の留年先輩に講釈たれられた時のように、なんやこいつ位にしか思ってもらえないかも知れないけど。
それはそれで、微笑ましい。
そう思えるくらいには歳をとった。
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