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馮夢龍が面白そう

2024/02/08木 
東大新聞に掲載された東大の研究者の中でも知られる蔵書家・大木康教授の本棚にまつわるインタビューを読んだ。
大木氏は東大東洋研究所の所長で、専門は中国の馮夢龍という作家の研究だ。
馮夢龍は、明代の作家であり、編集者でもある。日本でも『雨月物語』に彼の作品がほぼそのまま流用されている話が載っているという。
また、『三国志』や『金瓶梅』の出版の仕掛け人でもあった。
そういう幅広い活動をしていた人物を研究テーマに選んだことで、その作品を読み解くためにさまざまな文献にあたって調べる必要があったため、たくさんの本を読む必要があって、自然に本が集まったという。

大木さんの話からは、学ぶことの楽しさが伝わってきて、ツェッテルカステンのルーマンのことを思い浮かべた。大木さんがどのような手法を使っているのかには何も触れられていないけれど。

馮夢龍という人にも、大木康という研究者にも興味が湧いてきた。

それにしても、ときどき、芋づる式にいろんなことがつながる感じがすることがあるのだけれど、この記事を読んだのも、芋づるだな、と思う。

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