見出し画像

宮古島からンニャガマ関西珍道中!

割引あり



旅行初日の朝、大雨と雷の宮古島

2,3年前から旅行に行く計画をしていたが、ラジオの仕事で休みが取れず泣く泣く断念していた。

たしか今年のお正月に小学3年生息子から「パーパー(宮古の子はパパではなくパーパーと呼ぶ)今年のゴールデンウィークはユニバーサルスタジオに行こう」と言われ、
「休みが取れれば行ってみよう!」と軽く返事をしていて
この返事さえ忘れていたのに、息子はその日から「パーパー大阪へのチケットは取った?」って毎日のように言ってくる・・・
あ~あ生返事しなければ良かった~

「じゃあ解った行ってみよう」って色々あって3月頃に決断した。

色々って?

私は18年間務めた宮古島のコミュニティFM局の株式会社エフエムみやこを4月いっぱいで退職した。
*退職の件についての詳細については後ほど

2023年5月19日、私のこの度、退職を機にようやく旅行に行けた。

出発前の宮古島は雷注意報が出されるほどの大雨と雷雨・・・
雨は土砂降り、雷は鳴り響き、稲光はピカピカ
「これ飛行機欠航じゃない?」って妻に心配されるほどの大荒れの天気
梅雨入りした昨日の宮古島は快晴で「梅雨はどこ?」って思っていたら今日はやっぱり梅雨入りしたんだよね~って実感

とにかく空港まで行かないと運行なのか欠航なのかが解らないので家族そろって宮古空港にタクシーで行ってみることにした。

宮古空港近くのサンエー宮古島シティ前まで来ると、やがて雷は止み、そして雨も止み、うす曇りの天気となってきた。

さぁ出発だ!
血圧の上昇と薄毛が気になる私49歳、
膝と腰が気になる妻47歳、
ニキビと前髪が気になる娘・中学2年生、
肥満と運動不足が気になる息子・小学3年生、
以上4人の宮古島から関西へのンニャガマ(必死)珍道中の出発だ!

主な日程表
初日
8:55 JTA552便で宮古発那覇へ
9:45  那覇空港到着 乗り継いで (那覇空港でお昼ごはん)
12:00 JAL2084便で那覇発大阪伊丹へ
13:55 大阪伊丹空港 到着
    梅田駅近くのホテルで2泊
2日目
終日ユニバーサルスタジオジャパンで楽しむ

3日目
観光して
14:15 JTA005便にて関西空港発那覇へ
16:30 那覇空港到着 乗り継いで
17:25 JTA571便にて那覇発宮古へ
18:20 宮古空港到着

以上

今回の旅の目標は
①安全に気を付けて楽しむ
②時間を守って行動する
③宮古と大阪の違いを見つける
④家族の絆を深める
⑤無事に帰ってくる

修学旅行か?って思うほどの立派な目標だな


初日JTAからJALと2回飛行機を乗り継いで、
その後モノレールや電車乗り継いでホテルへと向かった。

「昔、旅行代理店で添乗員やっていたから電車の乗り方はパパに任せておけ」って言ったが、
初っ端から電車を間違える(親父の威厳無し)
電車の間違えはこれだけには留まらずに、2日目、3日目もやらかすことになり、そして最後はその電車乗り間違いがこの旅に大きな影響を与えることになるとはその時は知る由もない・・・

途中の電車では広島サミットの警備強化で不審物確認のため15分くらい停車をした。緊急停車する電車に、緊迫した社内のアナウンス・・・そんなことを経験したことのない私たち田舎者家族は「怖い!何が起きているの?」「広島と大阪はそうとう離れているのに何で?」と動揺してたが、
周りの乗客はまるでいつものことの様に平気な顔
やっぱり都会の人たちは強い!

田舎者丸出しでホテルの最上階まで上がってみた

予定よりだいぶ遅れたがようやく目的駅の大阪梅田駅に着いた。長い長い地下街を通り抜けてやっとのことで出口にたどり着いた。

その日の大阪は雨
しかも「さっ寒い!」
梅雨時、高温多湿の宮古島を出発してきた半袖姿の私たちは
先ずは大阪の寒さにびっくりした。
5月なのに気温16度と宮古島なら冬の気温

雨と寒さに耐えながら、
そして優しい駅員さんや大阪の人たちに助けられながら
やっとの想いでホテルへ着いた。

部屋の中のテレビの天気予報をみたら
この日の大阪は異常な気温の低下だったらしい・・・どうりで寒いわけだ

夕食はホテル近くの回転寿司へ行って大はしゃぎwww

ビッグサイズのビールジョッキに大興奮

そんなこんなで何とか初日の日程をこなせた。


2日目
大阪
天気は快晴!
カラッとして涼しい朝
宮古島から来た田舎者家族は
高層ビルが立ち並ぶ大都会の中で朝を迎えた。

海や空、白い砂浜や森など宮古島には自慢の美しい自然が多数あるが、
高層ビル群から見える朝日もなんとも美しい

大阪の日の出は早い!ビル群の朝は美しいな~



今日は終日USJことユニバーサルスタジオジャパンで楽しむ日程

午前7時過ぎても初日いっぱい歩いて疲れたのか子供たちはなかなか起きない
それでもやっとで起こして
朝食を取って
いざUSJへ

電車の中からUSJが見えてくると電車内に歓喜の声があちらこちらから聞こえる、日本語、英語、韓国語、中国語、スペイン語などが聞こえる。
単語は聞き取れないがそれぞれの国の言葉で「あっUSJが見えた」とか言っているように聞こえた。
それにしても車内一体となった、この高揚感はたまらない!

ここは一つの街だってこと



想えばこの4年間もコロナウィルスに翻弄され、USJのような不特定多数の人たちが集まるテーマパークは感染リスクが高く、特に近寄りがたい場所だった。
そしてやっと今月8日感染症レベルが2類から5類に引き下げられた。
コロナ制限が完全に無くなって2週間後の週末、予想はしてはいたのだが国内外から「待ってました」とばかりに多くの来場者があった。
そうは言っても私たち家族もその一員である
それにしても外国人家族が多かった。

USJ入口ゲート前では、USJのゲートをバックに記念撮影する家族が多くいた。
その中でスペイン語のような言葉で私にスマホを渡しながら話しかける外国人男性がいた。どうやら「すまないが家族の写真を撮ってくれないか」的な内容だったと思う。つかさず私は「OK!」言い、彼のスマホを手に10人くらいの大所帯の外国人ファミリーの満面の笑みを撮影した。
「thank you!」と言った彼は「君たち家族も撮ろうか?」的な感じで話しかけてきたので、「じゃあお願いします」と私たち家族も彼に写真を撮ってもらった。
最後にお互い「楽しんでね」的な言葉で別れた。
入場前から何気ない出来事に
あれ?お互い言葉は違うがなんとなく通じ合っているじゃね
と思った。
「きっとこの世界の共通言語は、英語じゃなくて笑顔だと思う」って高橋優の歌を思い出した。

ここから先は

6,835字 / 8画像