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自分の繊細さをいいものとしてとらえる

小学校2年生の時に、引っ越しを機に吃音を発症。
その後、高校3年間はほとんどノイローゼ状態。
新卒の時の面接はどもりまくって全滅という、
よくまあ無事に生きながらえてきたもんだ、
という感じがしています。

その後、何とか印刷会社に就職。
映画やテレビの台本印刷がメインという
一風変わった職場でしたが、
そこで働くことの違和感は半端なかったです。

映画は大好きなわけだし、営業に出る必要もなく、
黙々と印刷していればいいわけだから、
本来少しは自分に合っていたはず。

結局、吃音という表面的な言葉の部分は
だんだん良くなってきたけど、大元の心理状態は
何一つ改善されていなかったわけです。

自分の繊細さ、敏感な部分を克服すべき課題としか
捉えることができなかった。

無理に自分を変えるのではなく、自分に合うことを
探す生き方に転換するまで、かなり時間がかかりました。

現在は介護職に就いています。
いろいろ問題のある業界だと思いますが、
自然と働けているので、気持ちは随分楽になりました。

ところで、HSP、繊細さん、特に「繊細さん」という呼び方は秀逸ですよね。
ただの神経質や、敏感すぎる人、などに比べると
優しさを感じます。

これから、言葉の力や思考法を通じて、
HSP、繊細さんがどうしたらより自然に
暮らしていけるか発信していこうと思っています。


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