朝起きない子どもへの対応(後半)
前半からの続きです
前半をお読みくださったかた
誠にありがとうございます
わたしは、言葉で子ども達それぞれに『課題』を与えました
上には、『朝起きれない中学生が、高校へ進学するリスク』を説明いしました
母の要望は、高校受験はさせない です
理由は、母のお金 と 母の気持ち(期待) と
あなたの受験に使った時間の
無駄使いになる(勿体ない)から です
説得させる必要はないのです
要望と根拠の説明だけです
下には、下の課題があります
母の要望は、卒業式も含め登校しない です
小学校は、親が教室まで届けないと遅刻を受け入れません
送っていたら、わたしが遅刻します
理由は、失職したら家族三人路頭に迷う から です
二人に起きない自由はありますが、
わたしにも、わたしの人生を生きる権利があります
起きないのであれば、その結果を受け入れる覚悟を持て と
昨晩言いました
さ~て、ここまでお読みくださってありがとうございます
「そんなに簡単に、起きるようになるならば苦労は要らない」と思いませんか?
わたしは、思います
この程度の脅かし(母は、本気だけどね~)に怯むような軟な輩ではございません
「でもさ~。お母さんは親だからさ
責任もあるわけよ
頼まれるなら、1回だけ起こしてあげてもいいよ
自分で起きられるなら、仕事が増えるから何もしない」と穏やかに言いました
「お願いしますッ!」ペコっ
「希望は、何時?」
「・・・・6じ・・・はん。。。。」上
「イヤ!!7時でお願いします」下
「分かった。1回だけ『時間だよ』っていうよ
弁当を作っておくから、起きないんならそれ食べて
お母さんが帰ってくるのを待ってて」といい
二人の目の前で、弁当をすべて手作りで1時間かけて作りました
起こさないのであれば、その結果を受け入れる覚悟を具体的なお弁当で見せました
育児放棄 やら
児童虐待 やら
愛情不足 やら
外野がヤジってきた時の対策です
母は、本気です(しつこい)
今朝・・・1回だけ「時間だよ」といい
出勤の支度をしました
「うぉぉぉおおおおおお」という雄たけびを、下は20分ぐらいくり返していました
お~~~。本気で、気合で起きるんだぁ
「起きろ!!鬼が来るぞ!!起きるんだ!!!殺されるぞ!!」と上が数回喚いていました
どんな夢見てんじゃ?
オニって誰じゃ?
まさか・・・・・!
一人で、お弁当を食べようとしていると
二人が起きてきました
「へ~。ガッコ行くんだぁ」と言うと
「行きます!!」と下は、お弁当を持って食卓につき
「これ、食べていい?」と上が言うので
「学校行くなら、昼は給食だから食べちゃっていいんじゃない?」と言うと
「行くともぉ!」だって
親子の課題の分離って、必要ですね
わたしも、アッサリこの境地まで来たわけではありません
カサンドラ症候群で、苦しんだのが20年と少し
最初は、そんな言葉もなかったし
体調も、めまいがたまに起きるくらいだけでした
きっかけは、夫の連れ子でした
最低でも2年の入院が必要と診断された『情緒障害』でした
親になったこともなければ
障害者と暮らしたこともない
相手は、寝る時はまだオムツをしている幼児さん
見た目は、可愛い子どもだけど。。。。
口をつく言葉のえげつなさ
だけど、だ~れも信じてくれない
「あんなカワイイ子に、なんてひどい」
「あんな小さな子が、そんなことを言うわけがない」
まさに、カサンドラ!!
カサンドラとは、ギリシャ神話に登場するトロイの王女の名前のようです
職業は、予言者
太陽神アポロンから、『カサンドラの予言を誰も信じない』という呪いをかけられ
彼女の予言を誰も信じなくなった というえげつないお話。。。
20年もかかって、身体に現れるようになったのだから
わたしは、本来はなりにくい体質なのかもしれない
それでも、20年も毎日まいにちaround発達障害の環境に居れば
不調になるのです・・・・
そのお話は、またの機会で~
最後まで、お読みくださってありがとうございました
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