「やる気」を教えられるのか? その3~プライドが高いことは悪である?!~

娘が唐突に「だって、プライドが高いことは悪い事でしょ?」
といった

いま。『やる気』を出すことが目標の日常会話の一言です

「そうなのかな?
どうしてっそう思うの?」と訊いてみた

「(謝らない人を)見ててそう思う」と・・・
確かに。。。。根拠のないプライドの高い人は、困るけどね~

「イチローって知ってる?」
「うん」
「貴乃花って知ってる?」
「うん」
「そしたらさ、
相撲協会や元家族の人たちにいろいろ言われても謝らないのは
悪いプライドなのかな?」
「違う」

「何が違うの?」
「やることやってる」
「そうだよね。日本語にしたらプライドは【自尊心】だから
自分のことを尊べる為には、自分で努力をして結果も出したって事かもね
自分で自分を相当なものだって、うぬぼれることができるところまで
やり切った自信がある
んだよね
それでも、悪い事なの?」

「違う」
「お母さんも、そう思うよ
誇れる自分であり続けるために、努力を惜しまない人を
お母さんは尊敬する
けどな~」と。。。。


 たいていの人は、自分が他人から受け入れられ、また自分の存在を価値あるものとして肯定したい願望を意識的、無意識的にもっている
 これが自尊心にほかならないが、その起源は、ほとんどの両親が自分の子供に与える好意的評価のうちにあるとみなされる。
子供たちは、こうした価値づけを全面的あるいは部分的に受け入れ、それ以後の経験と評価をそれに一致させようとするわけである。
 したがって、幼少時に両親が子供に頻繁に否定的な評価を与えれば、子供は自分自身に対するこの見方をのちのちまで受け入れてしまい、自分をだめな人間と決め込んでしまう自尊心の低い者になる場合も生じる。

そうか。。。
そうだったのか~

わたしから見ていると、娘は
「どうして?こんなことも出来ないのだろう?」とか
「なんで、サッサと終わらせないんだろう?」とか
「サボってんじゃないの?」など、怒りそうになることがある

それって、【こうで、あって欲しい】と期待しているんだよね
わたしの思い込みというか【こうあるべきだ】みたいな願望

それを、娘に伝わるような言葉で
わたしのイメージが明確に、伝わるような言葉で表すことができたなら

少しは、イライラしないのかもしれない

いや待って。。。。
わたしの期待通りに、娘は応えなければならないのかな?
でも、応えないと
躾という今の発達課題では、目的を達成できないよね?

あ~。そっか
イライラ(怒り)の前には、悲しみ・寂しさがあるんだから
相手には、具体的に伝えた方が良いんだね

ネガティブな感情でも、その感情の相手とシェアすることによって
関係は、良好に転じる

例えば、
朝起きないで小学校へ遅刻となるならば
身の安全確保の観点から、保護者が事務室まで引率しなければならない
それをすると、お母さんが仕事に遅刻をする

だから、わたしは

イライラする
そして
いい加減にしてよ!
と怒る


でも。。。
穏やかに【お母さんの仕事や気持ちを粗末にされて、悲しい・・・】

と言えば、イイのかもしれない

わたしの娘への【願い】の伝え方が、間違っていたから
娘は、プライド=悪と感じていたのかもしれない

以後。気を付けます!!

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