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ホーカスポーカス2【感想】

こんにちは、ミツカドです。

今回は「ホーカスポーカス2」(原題:Hocus Pocus 2)を見た感想をつらつらと書き綴っていこうと思います。

前作「ホーカスポーカス」についての感想はこちら

あらすじ

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SCREEN ONLINE

300年の眠りから覚めた魔女の3姉妹が引き起こす騒動を描いたファンタジーコメディ「ホーカス ポーカス」の続編。前作から約29年ぶりとなった続編に、サラ・ジェシカ・パーカーら魔女役を務めた3人のオリジナルキャストが再び集った。

アメリカ、マサチューセッツ州セーラム。そこには、不死の魂を得るために子どもたちの精気を吸い取るという、恐ろしい魔女3姉妹に関する言い伝えがあった。そんな魔女の伝説を耳にした3人の女子高生たちが、ほんの出来心でろうそくに火をともし、怪しげな呪文を唱えてしまう。しかし、彼女たちが火をともしたろうそくは、魔女を復活させる「黒い炎のろうそく」だった。再び現代に舞い戻った魔女のサンダーソン3姉妹が、新たな騒動を巻き起こす。

サンダーソン3姉妹で一番のしっかり者ウィニーを「フォーエバー・フレンズ」のベット・ミドラー、美人だが天然なサラを「セックス・アンド・ザ・シティ」のサラ・ジェシカ・パーカー、優れた嗅覚で「子どもの匂い」に敏感なメアリーを「天使にラブソングを…」のキャシー・ナジミーが演じ、邪悪だがユーモラスな3姉妹を演じるオリジナルキャストが再結集。「あなたは私の婿になる」「幸せになるための27のドレス」のアン・フレッチャー監督がメガホンをとった。Disney+で2022年9月30日から配信。

2022年製作/107分/アメリカ
原題:Hocus Pocus 2
配信:Disney+

映画.com

上映時間は前作よりは長いものの、それでも1時間40分と少し短め。
コミカルな内容は前作同様でしたが、今作は「絆」や「情」を感じる部分が前作より多かったのがかなり印象的でした。


【感想】※以下ネタばれ含みます


舞台は2022年10月31日、前作同様場所はアメリカ、マサチューセッツ州エセックス郡に位置するセイラム。
前作は1993年だったため約30年後の月日がたったセイラムですが、特にこれと言って「変わったなぁ」という感じはせず。映像はきれいになってましたが。
時代の移り変わりをメインにしているわけではないのでそういった要素は薄かったのかもしれませんが、ふとした時に「現代だな~」と思う部分がぽろぽろとあったので、ぱっと見で分かるような変化はあえて小さくしたのかも。

今作にもいます、すべての発端トラブルメーカー

今作もハロウィンが舞台となるので、仮装した住人や屋台といった賑やかな様子が。その中にはマジックアイテム屋なるものも。
そこを営む店主のギルバートは魔女という存在がとても好きで、29年前(前作)の魔女復活の話をします。といっても「魔女を見たんだ!」といったようなものなためうさん臭さが少々。
「面白い作り話を話す人」そんな彼でしたが、マジックアイテム屋らしくあるアイテムを発売する話をします。それが前作で魔女が復活するに至った「黒い蝋燭」でした。

実際この後、彼の作った「黒い蝋燭」は本物で、炎をともしたことで魔女がまた復活…となったわけですが、前作で魔女が消滅した終わりを知っているこちらとしては「複製でも復活できるならもう何でもありじゃん」と思わずにはいられなかったです笑

巻き込まれた被害者

マジックアイテム屋にやってきた今作の主人公となるベッカと友人のイジー。
いつもならもう一人キャシーという友人とも過ごすはずが、ここ最近はぎくしゃくとした関係に。なんだか心に突っかかりを感じる2人ですが、そんな時店主のギルバートから「黒い蝋燭」をもらいます。
というのも10月31日はベッカの誕生日で、毎年「ある儀式」をするのが恒例。その儀式で「ぜひ使ってくれ」とプレゼントしてくれたのでした。
魔女の曰くつきの「黒い蝋燭」ですがそんなものただの作り話。そう思った彼女たちは儀式最中蠟燭に火を…。
段々と不穏になる周りの様子に彼女たちは気づきましたが時すでに遅し。
見事、魔女再復活となりました。


相変わらず愉快な魔女に振り回される彼女たちに思わず「今作の主人公はかわいそうだなぁ」と。言ってしまえばギルバートが「もしかしたら本当に復活するかも…!」と作った蝋燭を何にも知らずに使わされたも同然。
ギルバートの好奇心に巻き込まれた、実質被害者のような彼女たちですが、魔女と奮闘する中では友人のイジーやキャシーと協力し合う場面も。
彼女たちの出てくるシーンは、視聴する中で感じた「絆」という部分を一番感じた部分でした。

やっぱり愉快な魔女三姉妹

見事再復活を果たした魔女たち、ウィニー、メアリー、サラ。さぁ、今度こそ子供たちから生気をもらうぞ、と早速ベッカとイジーに襲い掛かるのですが、上手く彼女たちの口車に乗せられてセイラムの街に行くことに。
街を歩く中で魔女たちは、セイラムの市長「トラスク」の市長選の広告を見つけます。広告に載っているトラスクの顔を凝視する彼女たちですが、なんと彼は幼い頃の自分たちをのけ者にした人物の子孫であることが発覚。
特にウィニーにとっては大切な妹たちと離れ離れにさせられそうになった過去があり、まさに憎き相手。「そんな奴の子孫が今も生きているとは」そう思った魔女たちは目的を変更、市長を倒すことに決めます。

市長を倒すため最強の呪文を唱えようとする魔女たちですが、それには大きな代償がありました。それがいったい何なのかは物語に大きく関わるため、ぜひ本作を見ていただきたいなと思います…。

本にも意志はある

前作に続き出てくる、魔女の重要アイテムである「本」ですが、今作では感情を感じる部分が多々。ばれない様に隠れている場面では本の表装に汗が垂れたり、動揺しているのか目が泳いだり等々。
ストーリーの本筋にもかかわる立ち位置だったため、前作に比べ存在感も。
「ホーカスポーカスは一人一人のキャラクターが面白い」というのは前作も感じる部分ではありましたが、本に対しても小動物観を感じさせるとは、と個人的には思いました笑

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回紹介した「ホーカスポーカス2」は2022年9月30日に公開されたばかり。
Disney+のみの配信らしいのですが、ハロウィンモチーフのストーリーといいコミカルな内容といい、友人や家族と楽しむにはぴったりな内容だと思いました。前作と今作続けて見たとしても3時間程度で見れるので、映画鑑賞会なんてやってみるのもありかも。
現在YouTubeにホーカスポーカス2の予告編があるので気になった方はぜひ。

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